マンションのリフォームは、お部屋の購入者だけが検討するものではありません。
マンションのオーナーもリフォームを考えることがあるかと思います。
とくに賃貸マンションを所有している方は、リフォーム費用にかかるお金が将来的に採算の取れるものであるか気になりますよね。
「思い切ってグレードをアップさせるリフォームをしたものの、思うように収入が入ってこない。」ということが起きるかもしれません。
今回は賃貸マンションのリフォームにかける費用のポイントをご紹介いたします。
□ポイント1:計算でリフォーム費用を決定
リフォームにどれだけの費用をかけるべきか、おおよその値を知ることができる方法があります。
それは、3年間でどれだけの賃料を回収できるかどうかを考えることです。
例えば、ひと部屋7万円の家賃であれば、リフォームにかけられるおおよその費用は以下のような計算式を立てます。
7万円×12ヶ月×3年間=252万円
これは住人ひとりに対して見込めるリフォームの費用なので、住人の人数によってこの費用は上昇します。
つまり、ひと部屋に対して252万円のリフォーム費用をかけると、3年間でその元を取ることができるということです。
計算上でリフォーム費用を家賃として回収できない場合は、そのリフォームは考え直す必要があるかもしれません。
この計算式をもって、かけるべき費用のおおよそを知りましょう。
□ポイント2:集客力のつくリフォーム内容で費用を決定
賃貸マンションのリフォームで重要なのは、リフォーム後にいかに入居者を集めることができるかという点です。
賃貸マンションは利益を得るためのものです。
その利益を最大限にするために行うのが、リフォームを行う理由のひとつかと思います。
集客を狙ったリフォームができるかどうかを考えることが、費用を決める際のポイントです。
例えば、周辺のライバルマンションにはない設備をリフォームによって構えると、より多くの入居希望者が現れるかもしれません。
□ポイント3:全面リフォームか部分リフォームかで費用を決定
リフォーム費用を決定するには、リフォームを全面的に行うか部分的に行うかを考える必要があります。
マンションの現状を分析し、どのくらいの規模でリフォームを行うべきかを検討します。
規模が大きくなればなるほど、リフォームの費用は増えます。
漠然とした費用を決定して準備するよりも、どれくらいの規模でリフォームを行うのかを想定して、各リフォームに必要になる費用の相場を調べることが、リフォーム費用の決定に重要なポイントです。
賃貸マンションのリフォームを行うことは、大きな決断です。
どれくらいの費用をかけてリフォームすべきかどうか、とても悩むと思います。
費用を決定する際のポイントは、「おおよその相場を知ること・どれだけの規模のリフォームを行うか決めること・それで集客が望めるのか」ということです。
賃貸マンションのリフォームについてお困りの方、ご連絡お待ちしております。