三匹の子豚という童話があります。この話の中で子豚は狼を恐れて家に閉じこもります。しかし、ワラの家と木の家は狼に壊されてしまいます。そうした中、狼に打ち勝ったのはレンガの家でした。
このように、家の素材は非常に重要です。そして、その重要性は現実においても同じです。
では、一体、家にはどのような素材を選ぶのがいいのでしょうか。今回は使用する素材の選び方について、家の部位ごとにご紹介いたします。注文住宅を検討している方は必見です。
■使用する素材の選び方
・外壁
まず、素材選びがポイントになるのは外壁です。外壁は外から見える部分になるため、美観にこだわりたいですが、機能性や強度も重要になってきます。そして、外壁材にはサイディング・モルタル・塗り壁・タイル・ALCなどがあります。
バリエーションを重視する方はサイディングを選択するのがおすすめです。というのも、現在の外壁材の主流はサイディングであるためです。サイディングが主流であるため、生産量が多く、種類も多いです。そして生産量が多いため、価格が安いものから高いものまで様々です。
そして、窯業系のサイディングや金属系のサイディングはデザインに優れています。
また、環境に配慮している方は、環境に優しい塗り壁がおすすめです。
・床
次に素材選びが重要になるのが床です。なぜなら、床は日々触れることになるからです。もし、気に入った床材を選ぶことができないと、生活していく中でストレスを感じやすくなってしまいます。
まず、長く住ことを考える、肌触りを重視するような方は無垢フローリングを採用するのがおすすめです。価格こそ高いですが、調湿性や癒し効果を持っている無垢フローリング材は品質の面から見て非常に優れた素材です。
一方で、合板フローリングは強度が高く、かつ価格は安くで済むため、コストパフォーマンスを重視する方にはおすすめできます。
・屋根
外壁と並んで、家の強度を司っているもの、それが屋根です。屋根の素材には、瓦、スレート、シングル、金属があります。
日本の風土や景観を重視する方には瓦が向いています。シンプルさを重視するならスレートがおすすめです。柔らかく、加工もできるためDIYが趣味であるというような方はシングルを採用するのがおすすめです。
■まとめ
今回は、部位ごとに素材の選び方についてご紹介いたしました。参考にしてみてくださいね。
弊社では素材にこだわった家づくりを行なっております。不明な点など、お気軽にお問い合わせくださいませ。