「ポチにとっても住みやすい家がいいよね。」
ペットとの間に固い絆があり、ペットを家族の一員と考えている方も多いのではないでしょうか。同じ家族である以上、彼/彼女のことを考えた家作りをすることになると思います。
では、ペットにとっても住みやすい家とはどんな家なのでしょうか。今回は、ペットと暮らせる、ペットも住みやすい家づくりのコツについてご紹介いたします。ペットを飼っている方は必見です。
■ペットと暮らせる家づくりのコツ3選
⒈ ゾーニングと動線を意識する
まず、設計の段階のコツとしてこの点が挙げられます。どこまで自由に犬や猫が行き来できるようにするのか、どこには入れないようにするか、ということをしっかりと決めた上で、ペットがどこで暮らしているかを想像しておくということです。
ここは、飼い主がしっかりとこだわるべきポイントだといえます。例えば、ペットが猫なら高いところに休憩場所を用意しようという発想になります。このように、ペットについて知っていることを存分に反映させるべきです。
⒉ 汚れ対策をする
どんなに気を遣っても、生き物である以上、部屋が汚れてしまう可能性はゼロとは言えません。そのため、汚れてもすぐに汚れを落とせるような設備を導入しておく必要があります。
例えば、ゾーニングした場所の床はタイルにしたり、タイルカーペットにしたりするのがおすすめです。なぜなら、タイルにしておけば、洗浄できるため、汚れを落としやすいからです。
また、木材やウエストパネルにするのも手です。木材で作れば補修が容易ですし、ウエストパネルにすれば汚れても大丈夫です。
⒊ 音対策をする
汚れの次に、問題になりやすいのが音です。鳴き声はもちろん、歩く際に、爪が床に当たることで鳴る音も意外と響きます。もっとも、音に関しても、十分に対策することが可能です。
例えば、開口部にシャッターを設置する、騒音をカットする外壁にするといったような方法が挙げられます。音を外に出さない工夫はもちろん、カーペットを敷くことで歩く音が鳴らないようにする工夫有効です。
■まとめ
今回は、ペットと暮らせる家づくりのコツを3つご紹介いたしました。ペットにとって住みやすい家は、人間にとっても住みやすい家だといえます。
上記の点に関して気を遣った家作りをしてみてはいかがでしょうか。弊社では、ペットの存在を意識した家づくりの実績も数多くあります。
ペットを飼っていて、新しく家を建てることを考えている方はお気軽にお問い合わせくださいませ。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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