注文住宅を建てる時に住み心地や機能性はもちろん、外観がおしゃれなデザインであるというのも大切なポイントです。建売との違いとして、設計から自分の好みで作ることができるので、細かな部分までこだわることができます。
いくつかポイントを知っておくと役立つので、これから建てるという方は参考にしてください。
外観のデザインを大きく左右するのが屋根の形状となり、輪郭や外壁の形、軒の有り無しに関わってきますので、屋根をどのような形にするのかが重要です。
切妻屋根や寄棟屋根、片流れ屋根や陸屋根などさまざまな種類がありますので、好みや雰囲気で考えると選びやすくなります。性能も異なってきますので、設計士の意見を聞きながら理想に近づけていくことが必要です。
次に窓やサッシも気を付けたく、大きさだけではなく形を意識することが大切になります。あまり注意が向けられませんがサッシも細く見せるようにしたり完全に隠したりするなど、最近はこだわりを持っている人が多いです。
一般的なスチールではなく木製にするなど、素材を変えることによって受ける印象が変わってきます。家の雰囲気づくりはもちろん、採光や空気の入れ替えにも重要となってくるので、総合的に考えていくことが必要です。
全体的なプロポーションを意識するのも大切なポイントで、建物の形状やファサード、窓の大きさや形など全体的に見て納得できるものであることも重要になります。おしゃれ感を出したいからといって、あまりにもアンバランスになってしまうのはおすすめできません。
全体的にまとまっている、黄金比を意識した方が素敵な家になります。また安全性にも関わってくるので、住まいであるという基本を失念しないことも大切です。
家のイメージを決定する場所は玄関で、顔と言っても過言ではありません。外観デザインにおいて重要性を持ち、玄関扉の形状はもちろん、素材や色にこだわるだけではなく、庇などもイメージを左右するポイントになるので、全体面で考える必要が出てきます。
雨降りの日を考えると庇があるのは利便性が高く、おしゃれ感だけではなく機能性を考えるのも大切です。
外観デザインを考えるうえで、エクステリアも含めると理想の家づくりが可能となります。建物だけではなく、アプローチや庭、駐車スペースなどすべてを考えて設計していきます。
建物は周囲の景色があってこそ引き立つので、全体像を考えながら行うとイメージしやすくなるはずです。見た目を決めるおしゃれにするデザインとは、個々にこだわりつつ全体を見て、まとまりを出していくのがポイントになります。