マイホームの購入は大半の人にとって、一生に一度あるかないかの大きな買い物です。なので購入して後悔しない様に、出来るだけ理想に近い家を手に入れたいと望む人が多かったりします。
家に対する理想を実現するために建売住宅ではなく、注文住宅を選択する人は少なくありません。ただし購入を決意しても、どの様な流れで建築すれば良いのか分からないという人も多いです。
まずは購入者自身や家族にとって、どういった家に住むべきかをしっかりと検討する事だったりします。通勤時間が増えても駅や商業施設が近くにある場所を優先するか、子供の学校はどうか等といった具合に諸々の条件を考慮した上で購入すべき土地を選ぶ事です。
同時にどの程度の広さの家にして、その家を建てるには大体どの程度の土地の広さが必要かも検討します。こうしてどのエリアでどの程度の広さにすべきかを決めてから、実際にその条件に合う土地を探し出す事です。
土地を選び出したなら、いよいよ注文住宅を建築する流れとなります。実際に家を建てる施工会社を探す事になりますが、施工会社は大きく分けて3つのタイプに分ける事が可能です。
ハウスメーカーと工務店に設計事務所であり、住宅展示場や実際の施工物件をチェックしながら信頼出来そうな施工会社を選び出します。信頼出来そうな施工会社が見付かった場合には、購入候補としている土地に自分達が建てたいと考えている家を造る事が可能かを聞いておく事です。
土地によっては建築基準法に引っ掛かってしまい、希望の家を建てられないケースもあります。
希望に見合う土地と信頼出来る施工会社が見付かったら、調査を開始すべきです。敷地調査や地盤調査であり、実際にその土地に希望する様な一戸建てを建てる事が可能かどうかを施工会社に調査して貰います。
敷地調査では道路との位置関係や高低差に形状といった諸々の条件を調査し、希望通りの家を建てる事が可能かどうかを検討する事です。地盤調査は希望する家に耐え得る地盤かどうかの調査を行い、問題がある場合には地盤改良工事を行う事になる可能性もあります。
家を建てるのに問題がなくなったら、その土地を購入していよいよ注文住宅を実際に建築する流れです。これまで大まかに決めていた家に対する希望を、より具体的に決めて行きます。その際、依頼する施工会社をきちんと交えながら住宅の設計を行って行くべきです。
自身や家族の希望を盛り込んだ結果、住み心地が悪いだけでなく欠陥住宅になる恐れがあります。なので施工会社に希望と住み易さのバランスを取った注文住宅の設計を行って貰う事です。その上で建築を開始するという流れとなります。