みなさん、断熱材の役割をご存知ですか?断熱材とは、その内部に気体を固定することで熱を伝えにくくします。この空気の固定方法は素材によって異なり、大きく「細かい繊維の間に空気を閉じ込める繊維系」と「独立した気泡の中に空気を閉じ込める発砲プラスチック系」の二つに分けられます。繊維系はさらに「無機繊維系」と「木質繊維系」に分類できます。断熱材は、断熱素材によって防火、耐熱性、耐久性、吸音性などそれぞれ異なります。必要に応じてどの断熱材を選ぶか、どんな目的で住宅のどの部分に使用するのかを考える必要があるのです。そもそも住宅に断熱の必要性があるのか。ちゃんと理由があります。夏は、冷房を消した後、すぐに部屋の中が暑くなってします。冬は、暖房を消した後、すぐに部屋の中が寒くなってします。これは、熱が逃げたり、入ってきたりしているからなんです。そこで、断熱材が使われていれば、長い間、部屋の中が涼しい状態、暖かい状態を保つことができるのです。断熱材を取り入れてみてはどうですか。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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