リノベーションを行う上で、家具選びはとても重要です。なぜなら、インテリアによって部屋の印象は大きく左右されるからです。
リノベーションを行った後でも、インテリアの選び方によっては、思っていた部屋のイメージと全く異なったものになってしまうこともあります。
しかし一方で、センスのいい家具選びというのも難しいもの。ここでは家具を選ぶときに気を付けたいポイント、特にダイニングテーブルについてご紹介したいと思います。
1.使う人数の把握
ダイニングテーブルは、部屋の中でも平面で大きな面積を取る家具です。なので、ダイニングテーブルを選ぶ際には、まず使用する人数を把握することが大切です。
2~3人の少人数の場合には、円卓や正方形のテーブルなどがコンパクトで向いていますが、4人以上になると長方形か楕円形のものが向いていると言えるでしょう。
2.天板の素材の選び方
二つ目のポイントは、その天板の素材や雰囲気です。木材を使ったダイニングテーブルは、部屋にも柔らかい印象を与えます。
またリラックスできる空間を作りたいのであれば、木製のダイニングテーブルが適しています。
一方で、フォーマルで高級な印象を作りたければ、石製やガラスの天板のダイニングテーブルが向いています。どちらがより部屋の雰囲気に合っていて、作り出したい空間にマッチしているのかを吟味したうえで、素材を選ぶ必要があります。
3.チェアとの組み合わせ
ダイニングテーブルを選ぶうえで欠かせないのが、チェアとの組み合わせを考えることです。特に組み合わせでは、ダイニングテーブルとチェアの脚の素材や色をそろえることによって統一感を出すことができます。
素材や色など、部分的にしっかりと統一感を出すことができていれば、部屋の印象としてもまとまったものになります。
ダイニングテーブルを選ぶ際は、チェアとの素材や色の組み合わせも考えましょう。
いかがでしたか?
今回は、家具選びの中でもダイニングテーブルについてご紹介しました。空間に合うダイニングテーブルを選ぶためには、その使用人数、素材、チェアとのコーディネートを考えること、そして作り出したい部屋の雰囲気を想像することが大切です。
実際に足を運んで色々と体験してみる中で、あなたの部屋に最高なダイニングテーブルが見つけられるのではないでしょうか。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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