食事というのは毎日、それも複数回とるものです。3食あるとして、1食は学校や職場でとる人もいるでしょうが、2食は家でとるという人は多くいるでしょう。そうなると、家での食生活がとても重要になってきます。食べる物の内容が重要なのはもちろんのこと、食事の時間の過ごし方というのも大事になってくるものです。
食事の時間をより良いものにするための手段の1つにキッチンリフォームがあります。キッチンのスタイルをリフォームでチェンジすることで、暮らしている自分たちの生活スタイルとの相性が良くなり、食生活を豊かなものにしてくれるのです。
キッチンリフォームで選択するスタイルは色々とありますが、子どもがいてファミリーで暮らしている場合には、オープン型が向いているでしょう。オープン型は奥行きに余裕のあるカウンターが付いていることがあり、スペースを有効に使いたい家庭向きなのです。
家族が多いと食事の準備が何かと大変で、作業しづらくなることがありますが、こういったカウンターがあると作業効率がアップして便利です。
具体的にどういった便利さがあるかですが、カウンター部分があると配膳や片付けがしやすい環境が整うのです。できた料理をカウンター部分に並べていき、それをリビング側にいる家族が、食卓へと運ぶことができます。つまり、家族間での共同作業がしやすくなるわけです。
食べ終わったら、それをカウンターのところにのせてもらうことで、キッチン側から取ることができます。リビングの方へ回り込んで皿やグラスを取りに行かなくても済むため、スムーズに洗い物へと移行できるのです。こういった協力ができていると、良い雰囲気を作ることができるものです。
ちなみに、オープン型のキッチンというのは、壁に塞がれていることがなく、前面がかなり開いた造りになっていますから、開放感があります。そして、家族とコミュニケーションをとりながら料理できるという良さもあります。
壁で塞がれていない分、リビング側にいる家族と声を掛け合いやすく、料理の味付けについて話をしたり、できあがった時に声をかけたりできます。料理をしながら、その日に学校や会社であったことを話すといったこともできますから、かなりコミュニケーションがとりやすいと言えるでしょう。
このように、オープン型のキッチンにリフォームすることで、作業効率が上がるだけでなく、家族と話をする機会を自然な形で増やせるようになるでしょう。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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