前回に引き続き、今回も自宅でも職場でも最適な環境づくりをご紹介します。
前回は、自宅を事務所にするメリット・デメリットをお話しました。
今回は、自宅を自宅兼事務所にするためのリノベーションについてご紹介します!
・メリハリをつけるために
自宅で仕事をするデメリットとして、緊張感をもってメリハリをつけることが難しいということを前回の記事で紹介しました。
そんなときは、しっかり集中力を発揮できる環境をリノベーションで作ってしまいましょう!
ポイントとしては、一階と二階を事務所と自宅に分けることです。
同じ階にプライベートと仕事の空間を並列させてしまうと、プライベートと仕事がごちゃごちゃになってしまいがちです。
ですので、思い切って2つに分けてしまいましょう。
おすすめとしては、一階を事務所にして二階をプライベートな空間にすることです。
そうすることで、それぞれに合った部屋の雰囲気を作ることができます。
1階は比較的シンプルでスタイリッシュな雰囲気に仕上げ、インテリアもオフィスを意識したものを置き、2階は家族みんなで楽しく過ごせる暖かい空間にするなど分けて考えやすくなりますね。
また、1階に少し休憩できるスペースがあれば仕事で疲れた時にちょっとだけ休憩することもできますし、取引先の人が来た時にくつろいでもらうこともできます。
・ビルをリノベーションしてみる
自宅にあまりこだわりのない方は、思い切ってビルを自宅兼事務所にすることをおすすめします。
まずメリットとして挙げられるのは、普通の一軒家よりオフィスらしさを醸し出せます。
ビルだと取引先の方も違和感を感じることはないでしょう。
そしてビルの多くは駅の近くに立っていることが多いです。
もし駅から事務所まで近かったら、取引先の人も楽に来ることができます。
立地がよければ、家族全員にもメリットがあります。
仕事の関係で人が多く出入りされる方はビルを自宅兼事務所にするほうが便利です。
いかがでしたでしょうか。
自宅兼事務所に最適なリノベーションをすることで、よりよい生活を送ることができます。
エンジニアやウェブライターなどのクリエイティブな仕事をするならそのままのご自宅をリノベーションして、高いクリエイティビティを発揮できる環境づくりを。
コンサルティングや会計士といった信用が重要になる仕事をするなら駅に近いビルをリノベーションして自宅兼事務所にすることをおすすめします。
自宅に事務所を作ろうとお考えの方は、ぜひリノベーションをご検討ください!
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
最新の投稿
- 2024年11月22日情報ブログペットと暮らす家づくりのポイントをご紹介!
- 2024年11月18日情報ブログ注文住宅の動線計画についてご紹介!
- 2024年11月14日情報ブログ注文住宅の外壁素材の選び方をご紹介!
- 2024年11月13日情報ブログトップライトとは?メリット・デメリットと選び方のポイントを解説します