前回に引き続き、ペットが暮らしやすい快適な環境づくりについてお話していきます。
前回の記事をご覧になっていない方は、そちらも併せてご覧ください。
・ドッグスペースを作ってあげよう!
犬は家族と一緒に過ごせるリビングや寝室にいると安心します。
いつも家族とじゃれて和気あいあいするというのは犬にとって非常にいいことです。
しかし、時には彼らも落ち着きたいときがあります。
もし何かして怒られ落ち込んでいるときなどのために、ひっそりとできる居場所を作ってあげなければいけません。
具体的にどのような、場所が彼らにとって落ち着ける場所になるのかというと、壁を凹ませ天井を低く設け、こもったような空間に仕上げた3方・上部をしっかり囲まれた場所です。
このスペースを作っておけば犬はいつでもここで安心して過ごすことができます。
また、来客が来たときや掃除をしたいときのためにゲートを設置しておくとより良いでしょう。
犬専用のゲージを買って設置するという方法もありますが、どうしても家になじみにくかったり、置くスペースがなかったりするので、本棚と合体したデザイン性も兼ねたドッグスペースを作ることをおすすめします。
・広い土間を作ろう!
冬になって寒くなってくると、暖房や床暖房をいれたくなってきます。
犬も寒いだろうからと良かれと思って暖かくしすぎるのはよくありません。
なぜかというと、前回お話した通り犬は熱いのが苦手だからです。
暖房+床暖房は犬にとっては少し暑すぎるかもしれません。
したがって、そんなときの犬の避難場所を作ってあげなければいけません。
そこで、土間を大きくするのをおすすめします。
前回お話した通り、犬は自分で涼しいところを見つけてくつろぎます。
ですので、暖房も床暖房もない土間に犬の特等席を作ってあげましょう。
そうすることで、いつでも暑くなってきたら土間に行って冷たい床におなかをぴったりとくっつけて寝ることができます。
それに家に帰って犬が玄関にいてぽつりと寝ていたら可愛いですよね
いつも玄関で犬が待っていると考えると家に帰るのが楽しくなります。
いかがでしたでしょうか。
犬専用のスペースを作って犬がストレスを感じないような環境を作ってあげましょう。
人間が住みやすいだけでなく、犬も住みやすい家をつくることができれば、人間も犬も幸せに過ごせますね。
次回も引き続き、犬が暮らしやすい快適な環境づくりについてお話していこうと思います。
そちらもぜひ併せてご覧ください!
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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