多くの人がペットを飼う時代になりました。
犬も家族の一員として仲良く家で過ごします。
でも、犬って思っていることを話すことはできません。
もし、彼らが暮らしにくい環境だとしても、犬はそれを伝えることはできないのです。
苦しいのを我慢して生活させるのはかわいそうですよね。
彼らのために飼い主が過ごしやすい環境を作ってあげないといけません。
そこで今回からは、犬が暮らしやすい快適な環境づくりについてお話していこうと思います。
・過ごしやすい場所を作ってあげよう
犬は人間よりも暑さに弱いです。
特に、高齢であったり持病をもっていたりする犬や猫にとっては、暑さは強敵です。
ですので、彼らが涼しくて快適に環境を作らないといけません。
犬は、涼しい場所を見つけると自分からそこに移動します。
したがって、どこか部屋の一部に涼しい場所を作ってあげるだけで、自分たちで勝手にくつろいでくれるはずです。
また、もし屋上で犬を飼うならば気を付けなければいけないことがあります。
それは日陰を作らないといけないということです。
いくら屋上が風通しの良い場所だからと言って、炎天下の場合日光を直接浴びてしまってはたまったものではありません。
しっかりと、日陰を作る工夫をしてあげましょう。
また、炎天下にお水のボウルを置いてしまうとアツアツのお湯みたいになってしまうので、できるだけ日陰においてあげてください。
・犬も人間もともに心地よい家づくり
家の中は、小さな空気の流れと熱の交換が盛に行われることで温度が決まります。
その仕組みを上手く利用しすることによって、犬と人間のどちらもが快適に過ごせる家づくりができます。
したがってできるだけ空気を入れ替えられるような設計を考える必要があります。
空気の入れ替えによって、ペット特有のにおいもなくなります。
犬を飼っている家にとっては、風の通り道を作る設計はたくさんのメリットがあるのです。
しかし、メリットだけでなくデメリットも存在します。
空気を入れ替える仕組みを多く作ればその分、家に侵入できるスペースを増やすことになります。
ですので、同時に防犯のことも考えなくてはなりません。
このことを考慮してペットも人間もともに心地よい、家づくりを進めていきましょう。
いかがでしたでしょうか。
犬が過ごしやすい場所を用意してあげることが大切です。
ちょっとした工夫が彼らにとってはとてもありがたいことなのです。
次回も引き続き、犬が暮らしやすい快適な環境づくりについてお話していこうと思います。
そちらもぜひ併せてご覧ください!
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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