今回も前回に引き続き照明についてお話ししたいと思います。
前回の記事を読んでいないという方は前の記事を先にご覧になってください。
・ダイニングルームの照明
ダイニングルームはみんなが集まって食事をする場です。
家族みんなで仲良くしゃべりながら、おいしい料理を食べたり、時にはゲストを招いてパーティーをしたりと、そんな活気のある空間を照らすダイニングルームの照明は非常に重要です。
せっかく食事をするのだから、料理がおいしく見えるほうがいいですし、みんなの顔が明るく照らされるような照明を選びたいものです。
しかし、ダイニングルームの照明は意外と難しいものです。
やはり基本となる配置場所はダイニングルームのど真ん中なのですが、この辺でいいかと適当に配置してしまうと、後で後悔するようなことになります。
どのような事態が起きてしまうかというと、テーブルと照明の位置が合わなかったりするのです。
こうなってしまうと、わざわざテーブルの位置をずらしたり、照明を増やさなければならなかったり、はたまた現状で我慢するといった選択肢を選ばざる終えません。
テーブルの中でもダイニングテーブルはサイズが大きいので、照明とのズレはかなり目立つものです。
もしズレが発覚した場合、複数の照明を配置する計画だったときのことを考えるともう大変なことになってしまいます。
では、ダイニングルームの照明の配置はどうするべきなのかみていきましょう。
まずは、テーブルの大きさをしっかりと踏まえて寸法を出すことが大事です。
それから、どのようにテーブルを置くかのプランをしっかりと決めておかなければなりません。
ここで注意したいのが、電気配線図に書いてある通りにしてはいけないということです。
電気配線図に書いてある照明の位置は適当に書かれていることが多いので、その通りにしてしまうと後で後悔することになるかもしれません。
ですので、無視しておきましょう。
また、多いのがダイニングテーブルを盾に置くのか、横に置くのかを迷ってしまうケースです。
この場合は、90度回転できる照明取り付け用レールというものがあるので、そちらを購入して縦置き横置きどちらでも対応できるようにしておきましょう。
いかがでしたでしょうか。
おいしい料理を食べながら、みんなで笑いあって会話するダイニングルームの照明はこだわりたいですよね。
次回も引き続き照明についてお話します。
そちらもぜひご覧になってください。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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