みなさんは「オシャレな家に住みたい!」と思ったことはありませんか?
部屋が大きくても小さくても、家具の置き方や置く場所によって、インテリアの印象は大きく変わります。
インテリアにはいくつかの基本的なルールが存在します。
このルールに従えば、どんな部屋でもオシャレにすることができるのです。
限られた空間をいかにうまく利用するのか。
オシャレでかつ快適な空間を作ることがインテリアでもっとも重要な要素なのです。
そこで今回からは、オシャレで快適な部屋にするためのテクニックを紹介していきたいと思います。
・移動しやすい空間を作ろう
やはり移動の利便性が良ければ快適に生活できます。
一方で、部屋のスペースを考慮せずに家具を好きなように配置していては、快適に過ごすことはできません。
十分なスペースがないせいで気持ちが圧迫されたり、家具にぶつかって大けがをしたりと、危険なことにもつながってしまう恐れがあります。
オシャレを追求するあまりに快適性を失うようでは、インテリアとはいえませんよね。
・人が通るために必要なスペースとは?
人が横向きに通る場合は最低でも45㎝確保しておきたいものです。
正面を向いて通る場合は55cm、二人がすれ違う場合はその二倍の110cmは確保するようにしましょう。
そして椅子を引いたときや、ちょっとした動作をするときに十分なスペースも確保しておきましょう。
・スペースにゆとりをもたせるためには?
家具のレイアウトを頭で考えずに、まずは紙に書いてみることをおすすめします。
部屋の平面図にそれぞれの位置を書き込んで、線で結びましょう。
そうすることによって快適な生活のためのスペースが十分に確保できているのか、そうでないのかがハッキリとわかるようになります。
コツとしては、できるだけいらない家具を配置しないことです。
家具を配置してしまうと、その分スペースが少なくなるということなので、最初から家具をあまり置かないでおこうと決心しておくとよいでしょう。
それでもやっぱり家具をたくさん置きたいなという方は、部屋の隅っこに家具のためのスペースを作り、そこにまとめておくと良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
人が通れるスペースを確保することや生活で不便のないように家具を配置するのは基本中の基本です。
家具をたくさん置くだけがインテリアではないということをしっかりと頭にいれておきましょう。
次回も引き続き、オシャレで快適な部屋にするためのテクニックを紹介していきたいと思います。
そちらもぜひご覧になってください。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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