住みやすい住まいは、動線計画がしっかりとされていることがポイントとなります。新築住宅やリフォームで大事な間取りですが、間取りがしっかりしていても使いにくければ意味はないのです。使いにくい間取りとは、動線に気配りをしていないものとなります。
住みやすい住まいづくりのためには、実際に暮らしやすい動線作りをしようという気持ちで、間取りを考えることが大切です。具体的には、普段の生活で並行する作業をイメージします。ご飯を作りながら選択作業をするなら、この2つの場所は近い方が良いということになります。
新築住宅を建設する場合や、リフォームをする場合には、設計事務所に依頼主の普段の生活を伝えるようにします。家の中で、家族がどういった動きをして、毎日、過ごすのかを、わかりやすく知らせます。そういった情報をもとにして、設計のプロは、実際に暮らしやすい動線を考えながら、良い間取りを考えてくれます。
家づくりは、土地の広さや形状、日当たり等も考慮に入れることになります。決められた広さの土地に、家族が満足して住めるような間取りを生みだしていきます。プロの設計士に相談をすることによって、素人には想像出来なかったようなプランが提案されることもあります。
また、住む人達の希望が強くある場合には、そういった思いを設計士に伝えるようにします。プロまかせにすることなく、家に対する思いや希望、夢といったものを依頼主は強く持つことも必要なことです。そういった思いを設計士等、家の建築に携わる専門家は、よく読み取り、なるべく希望に沿った家を作ろうと努力をします。
毎日、長い間住むことになる家は、住みやすいことが一番です。多くの人達は、忙しい毎日を過ごしています。家で過ごす場合にも、料理と洗濯を同時に行う人達が多くいます。この2つが、離れた場所にあると、とても住みにくくなり、家事が疲れることに結びついてしまいます。
こういった状態は、極力避けるようにすることが必要です。そのためには、設計士に、動線計画をしっかりとしてもらうことを伝えるようにします。家事がしやすい動線づくりのされた住まいの設計、建築を依頼するようにします。
信頼出来る設計事務所では、多くの実績を積んでいます。自分達が希望するような、動線に配慮を施した住まいづくりは、何度も経験をして、設計をしています。したがって、過去の実績例等も聞きながら、自分達の家に向いた間取りを設計してもらうように依頼をします。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
最新の投稿
- 2024年11月22日情報ブログペットと暮らす家づくりのポイントをご紹介!
- 2024年11月18日情報ブログ注文住宅の動線計画についてご紹介!
- 2024年11月14日情報ブログ注文住宅の外壁素材の選び方をご紹介!
- 2024年11月13日情報ブログトップライトとは?メリット・デメリットと選び方のポイントを解説します