部屋の印象を決めるカーテンは、床の色で選べることを覚えておくと役に立ちます。たとえば、白っぽい床には濃いグレーのカーテンでモノトーンに仕上げると、落ち着いた印象となり、居心地のよい空間が出来上がります。
床には、様々な色のものがあります。ダークブラウンの床には爽やかな青色のカーテンが合います。床が落ち着いた色の場合には、カーテンで爽やかに仕上げる工夫をします。ダークブラウンと青色は、ぴったりと合うため、良い印象の部屋が出来上がります。
さらに、柄物のカーテンを選びたい場合には、クラシックな花柄のカーテンもダークブラウンの床に似合うことを覚えておきます。ダークブラウンの床には、爽やかな色や、美しい花柄の模様のカーテンを合わせると、いきいきとした印象になります。部屋が明るくなりますので、そこに住む人達の気持ちも晴れやかになり、快適に過ごせるようになります。
また、淡い色の床にはピンクや北欧風のカーテンを選ぶと、よく合います。床の淡い色を消すことなく、ピンクや北欧風のカーテンがうまく溶け合い、温かく、居心地の良い部屋を作り出すことが出来ます。
カーテンは、それだけで見て、好みのものを選んで購入をしても、部屋に合わせると合わないことがあります。それは、床の色を意識せずに、選んだことによります。
カーテンと床は、切っても切れない関係にあります。床の色があって、カーテンの色合いが生きてきます。したがって、カーテンを購入する場合には、必ず、カーテンをかける部屋の床の色をチェックしてから出かけるようにします。携帯やスマホで床の写真を撮ってから購入をすると、間違いがありません。
カーテン専門店には、専門のスタッフがいますので、自宅の床の色を見せて相談をすると、失敗をすることなく、良いものを選ぶことが出来ます。自分達の好みを優先させて、カーテン選びをしますが、選んだものが、床の色に向いているかを、専門店のスタッフに聞いてみると安心です。いくつか候補がある場合には、どれが一番しっくりくるか、床の色を写真で見ながら選ぶと、選びやすくなります。
カーテンも、ある程度の価格のするものですから、購入する際には、失敗がないように気をつけます。床の色を意識しながら、専門店で相談をして決めると、気に入ったものが見つかります。カーテンの印象で、住まいの印象も変わります。したがって、良いものが見つかるよう、前もって準備をして購入をするようにします。
投稿者プロフィール
- はじめまして。兵庫県神戸市で一級建築士として活動している石憲明(せき のりあき)です。「seki.design」では、神戸市や芦屋市、西宮市を中心に、注文住宅やマンション、別荘、クリニックなど、幅広い建築物の設計・監理を行っています。
私が大切にしているのは、クライアントとの対話です。一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その人にとって最適な「住まいのかたち」を提案しています。デザイン性と機能性の両立を追求しながら、地域に根差し、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた空間づくりを目指しています。
「こんな住まいが欲しい」「この空間で過ごしたい」と感じていただけるような建築をお届けしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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