「トップライト」という言葉はご存知でしょうか?
トップライトは、「天窓」ともよばれ、そちらの方がなじみがあるかもしれません。
トップライト(天窓)があると、空間がとてもおしゃれに見えますよね!
今回は、トップライトのメリットとデメリットをご紹介します。
トップライトをつけるかどうか迷っている方は、メリットとデメリットを比較して考えてみましょう。
■トップライトのメリット
〇青空・星空がみえる
トップライト越しにきれいな空を眺めることが出来ます。自然が好きな方や空を眺めるのが好きな方には嬉しいメリットになるのではないでしょうか。
また、天気の変化がみえるため、雨が降る前に洗濯ものを取り込むこともできます。
〇天然の光が差し込む
人工の電気ではなく、天然の光が差し込むので穏やかな気持ちになります。
太陽の光は生活リズムを整える、うつ病を防ぐ、快眠を促進するなどの作用があるため、天然の光は健康に良いと言えます。
〇風通しが良い
暖かい空気は上の方に向かう性質があるので、トップライトと窓を同時に開けることで効率よく換気をすることが出来ます。夏には冷房を使う頻度が減るので省エネ効果も期待されます。
〇プライバシーが守られつつ解放感が得られる
トップライトは天井にあるので、近くによっぽど滝建物がない限りは家の中が覗かれる心配がなくプライバシーは守られています。そのうえ、昼間は太陽の光が差し、夜は星空が見られるので開放感があります。
■トップライトのデメリット
〇掃除が大変
トップライトはとても高い位置にあるので、掃除が困難です。定期的な清掃やメンテナンスを業者に頼む必要があります。その分、お金と時間がとられるということを知っておいた方がよいでしょう。
〇雨漏りの可能性
トップライトの取り付けの際に、防水工事を丁寧に行えば雨漏りは起こりません。しかし、通常の窓よりは、雨漏りの可能性が高くなります。
雨漏りすれば、家の中のフローリングが痛むことがあるので、雨漏り対策をきちんとしておきましょう。
〇お金が高い
屋根に窓を設置するので、通常の施行よりも費用が高くなることは容易に想像できます。
トップライトの場合は、取り付け費用だけでなくメンテナンス・清掃費用が定期的にかかるので、長期的に見ると費用が高くなります。
■おわりに
トップライトはおしゃれで、自然を感じられるという多くのメリットがある一方で、費用・メンテナンス・雨漏りの可能性というデメリットがあります。
注文住宅の場合は、業者に具体的な費用や雨漏りの可能性を聞いてから判断するのがいいかもしれません。
メリット、デメリットを比較して、ご自身の満足のいく住宅建設を進めていってくださいね。