マンションペントハウスのリフォーム5mのオーダーキッチンと切妻の飾りが印象的です。連続する切妻の飾り棚は外に見える明石海峡大橋とも連続します。ライティングは勾配天井を切り裂くイメージ。Photo:A.Fukuzawa
Month: 2017年4月

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コンパクトな家を建ててみませんか
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一戸建て住宅を建てる時は、その時代によって、どのような住宅がはやっているかを調べておくことも重要になります。
簡単に戸建て住宅についておさらいをすると、戦後日本では集合住宅が流行していましたが、次第に一戸建て住宅を建てる技術を持った人が増えてきたため、一戸建て住宅を手に入れたいと考える人が増えてきました。
注文住宅が本格的に増えたのは昭和40年代から50年代ぐらいになります。
ただ、その時はまだ住宅ローンが整っていなかったことで、お金持ちしか住宅を建てることができませんでした。
昭和50年代になると住宅ローンが整備されより多くの人が住宅ローンで一戸建て住宅を建てるようになったのです。
今でも昭和40年代から50年代の住宅は残っていますが、当時の住宅は一戸建て住宅でも狭い部類に入ります。今の住宅の平均の2分の3程度の広さしかないことが多いです。
やがて景気がさらに良くなり、住宅に広さを求める人が増えてきました。結果的に景気の良さと住宅の広さが比例するようになったのです。
景気が悪くなってから、今度は住宅の広さよりも快適性などを求めるようになってきました。
つまり広いだけではあまり住み心地がよくないため、できるだけコンパクトな家にして、住みやすさを重視したのです。
しかし、一口にコンパクトといっても、昭和40年代から50年代のような住宅とは違います。
ではなぜ、今の時代コンパクトの家が好まれるようになったのでしょうか。
その理由は、コンパクトな家は税金や建設費、光熱費も安くて経済的だからです。不景気な世の中だからこそ住宅の維持費は非常に重要になります。
税金や光熱費などはとても大きな負担になりますので、これらが安い方が、確実に安心して住むことができます。
また、外壁や屋根のメンテナンスや、日々のお掃除がラクなことも選ばれる理由です。
多くの人がバブルの前後に住宅を大きくして思ったのは、管理がめんどくさいことです。
広い家であればその分掃除や管理が大変になります。お手伝いさんなどを雇えるならば問題ありませんが、なかなか庶民でお手伝いさんを雇うことはできないでしょう。
そういった理由からも、コンパクトの家の方がよいながらではないか、という発想になってきたのです。
最後に造りの問題があります。
コンパクトな家の方が、部屋ごとの温度差が出にくいという点です。暖房をつけた場合、各部屋にその暖房の暖かい空気が充満しますが、これは家がコンパクトなほどより的確に充満していくのです。
いかがでしたか?
今の時代、住みやすく安心して過ごせるコンパクトな一戸建て住宅を構えることを、ご検討なさってはいかがでしょうか。

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