意外と知らない!?電気代の内訳
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新しい家電製品やオール電化住宅などが増える今、生活の中で電気を使うことが多くなっており、電気とうまくお付き合いする必要性はますます高くなってきています。
そのため今までに増して節電が重要になってきているのです。節電を徹底して月10万円も浮いたという事例もあるほど、電気代の節約によって生活が変わってきます。
「そんなことを言われても何をどう節電したらよいかわからない」
という人もいるかと思います。そこで、今回は効果的な節電を行うために一般家庭での電気代の内訳を見ていこうと思います。
どの家電が何%を占めているのかを知るのは電気代を節約する上でとても効果的です。なぜなら、電気消費量が多い家電の方がより節約できることが多いからです。
まず、電気代が一番かさむ時期というのはいつなのでしょう。電力消費が最も多い時期は、普段の生活で空調の必要性が出てくる夏(6~9月)と冬(1~3月)です。
そこで、最も効率よく節電を行うために夏と冬の電力消費量の内訳を見ていきましょう。
資源エネルギー庁の統計によると夏は、冷房にエアコンを使う家庭で、エアコンが電力消費量の58%を占めます。エアコンをあまり使わない北海道ではテレビなどが多くを占めるようです。
次に冬ですが、暖房にエアコンを使う場合、エアコン30%、照明13%、冷蔵庫11%となるようです。また、家にいることが多くなり、テレビの電力消費量も増えるようです。
まとめると、夏にはエアコン、冬にはエアコン、照明、冷蔵庫、テレビの節電を心掛ける必要がありそうです。
次に少し切り口を変えて、待機電力の電力消費量に占める割合を見てみましょう。ここで待機電力の説明をしておくと、正式名称は「待機時消費電力」であり、コンセントに接続された家電製品が電源の切れている状態でも消費する電力のことです。
(財)省エネルギーセンターの調査によると、一般的な家庭の全消費電力に占める待機電力の割合は約6%で、これは一般家庭での年間の消費電力の電気代に直すと約6000円になります。
つまり、単身世帯の約1か月分の電気代に相当することになります。待機電力は使用していないときに生じている無駄な電力であるので、節電の必要性があります。
いかがでしたでしょうか。空調をしてくれるエアコンが多くの電力を消費していました。
また、普段何気なく使っている照明も電気代がかさむ原因になっています。
そして、待機電力も無視することはできません。節電すべき家電やポイントを理解していただけたかと思うので、普段の生活からそこを意識するところから始めてください!