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作品写真
Outline
  • 周辺環境や南北に伸びる細長い敷地という条件を読み解きながら計画した住まいです
  • 建物の前面にフロントヤードを配置することで、プライバシーを守りつつ光を取り込み、効率よく空間をまとめることができました
  • アプローチを兼ねるフロントヤードはアウトドアリビングとしても利用できます

Analysis of the Site
敷地環境を読み解く

方位
プランづくりの前提条件として敷地環境を読み解いていきます

Plan
平面図

方位
1F
1階平面図
2F
2階平面図

Features
特徴

フロントヤードとLDK

広めの階段を上り、背の高いオートロックの引戸門扉をくぐると、シンボルツリーが出迎えるフロントヤードです。この〈前庭〉は、玄関アプローチを兼ねることで最大限の広さを確保しました。

また東側をクローズにし、プライバシーの守りやすい教会側を適度に開くことで、木々の緑やベルタワーなどを借景として楽しめる場所となっています。上部には斜めに大きな屋根もかかっているため、アウトドアリビングとして活用できるでしょう。

そこへ連続するLDKも、それ以外の機能を2Fに配置することで最大化させ、フロントヤードと一体的な広がりとして利用することができます。LDK越しに子供たちを見送ったり、帰ってくるところを迎えたりすることができる配置となっています。

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最小限の個室と廊下のライブラリー

家族が集まる空間に多くの面積を割くため、個室は最小限のものとしています。子供部屋は幅1.8mのクロゼットと造り付けの本棚があり、ベッドと机が置けるスペース。4帖という小さな空間ですが、十分な機能を備えています。

一方、そのことをフォローする意味でも、廊下にはライブラリーをしつらえました。細長い敷地では、どうしても廊下が必要になってしまいます。暗くて長い廊下は気が滅入るものですし、空間としてももったいないものです。子供部屋の壁面に貼り付けたライブラリーは、廊下でありながら子供部屋の機能を拡張し、また階段の吹抜け空間を取り込み、窓からは隣の教会の景色を望むことができる、広く明るい場所となりました。

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Photographs
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Review
クライアントさまからのコメント

houzz

Data / Credit

六甲・フロントヤードの家Front Yard House
in Rokko

施工 株式会社須々木工務店
キッチン クチーナ神戸