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Outline
  • 日本料理店の移転に伴う計画です
  • カウンター越しに見える店主の動きを徹底的にリサーチし、極限まで店主とともにレイアウトや動線計画を考え抜きました。一歩の動きを削る作業と、お客からの見え方とを同時に考え、最適なプランを導き出しています
  • 〈魅せる厨房〉と〈隠す厨房〉をしっかりと分離し、客席からステンレス製の厨房機器が見えないようにしました
  • 〈特別な空間〉のために、素材感にこだわってデザインをおこないました

Features
特徴

店主と楽しい時間を過ごす場所

カウンター席は一段上がり、周囲と程よく仕切られた空間です。一段あがることで着席した客と店主との目線や距離が近くなり、会話も弾みます。

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〈特別〉な空間のために

シルクのような輝きをもつカウンターは、店主とともに銘木店を巡り出会った樹齢100年を超える奈良県産の栃の木。長さ6.5m/100mm厚の一枚もの原木から職人によって丹精込めて磨き上げられました。店主のカウンターへのこだわりぶりは、加工の途中でも木工所に出向き、手触りやカタチについて職人と議論をするというほど。

厨房の背面の壁に貼られているものは、職人によって一点一点丁寧につくられた肉厚の錫の板。並べたときに錫の板の模様が最終的にどうなるかまで想定してつくられています。

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江戸切子の飾り棚

カウンター席と通路は格子のダブルスクリーンで仕切られています。ふたつの格子の間に設えられた飾り棚には水面のように表現されたミラーが敷かれ、そこには職人業の江戸切子のちょこが飾られています。日本酒を飲む際、数十点ある別注の江戸切子からお好みのものを選んで飲むことができるのがこの店の名物。食器も別注の江戸切子を使い、客の目を楽しませているそうです。

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クライアントさまからのコメント

houzz

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料和大道Ryowa Daido