住まいの防犯性能とは1
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住まいの安全性を高めるためには、住宅自体の防犯性能ももちろん大切ですが、その周辺環境も非常に重要なポイントです。
例えば、どれほど防犯性能の高い住宅を建てたとしても、その場所が治安が非常に悪かったり、周囲から見えにくい場所であれば、ある程度乱暴な手段を取って家に侵入することも可能です。
そのため、住宅を建てる為の敷地を購入するときには、実際に現地に出向いて環境を確認しておく必要があります。
安全性の高い場所を選ぶときのポイントとしては、周囲からの見通しが良いかどうかに注意してみましょう。
家に侵入する場合、ドアのピッキングにしろ窓を破壊するにしろ、その家の住人ではない不審な行動をとらざるを得ません。
不審人物にとっては、これらの行動をしているときにできるだけ周囲から目立たない環境を選ぶものですので、近所や通行人から怪しい行動をしていることが筒抜けになるような住宅は選ばないものです。
プライバシーを守りながら不審人物を見つけやすいようなところを選ぶとかなり危険率が下がります。
通勤や通学路をチェックする場合、防犯カメラが設置されているかどうかを気にかけてみましょう。
近年ではいろいろなところに防犯カメラが設置されていますし、街灯の数も増えています。
しかし、犯罪者というものは防犯カメラの盲点になっている場所を探して行動しますので、なかなか顔を見られることはありません。
逆に言えば、防犯カメラが設置されている周辺はあまり忍び込まない傾向にありますので、このような地域を選ぶことで住宅の防犯性能を高めることにつながります。
もちろん、周囲にない場合には、自分で警備会社と契約をして、自宅にカメラを設置しておくのもよいでしょう。
実際に住んでみなければわかりにくいポイントとして、近隣の住民との交流があるかということも大切です。
地域の密着性が高い場所では、その家に住んでいる家族のことも周囲によく知られていますので、見覚えのない人が家の周りをうろついているだけで、不審者ではないかと疑われます。
これは防犯という面ではかなり役立ちますので、人付き合いが活発な地域を積極的に探してみましょう。
その地域の土地勘がない場合には、地元に詳しい不動産業者などに効いてみるのもよいですし、近所の人と積極的にかかわってみることも大切です。
近所づきあいをすることで、最近不審者がこの辺りに出ているなどの新しい情報も得ることができます。
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