掃除がしやすい住まいの特徴とは
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快適で暮らしやすい住まいをつくるためには、間取りはもちろん、通風・採光、断熱性や省エネルギー、ユニバーサルデザインなど、多くのことを検討する必要があります。その中でも、お手入れや掃除のしやすさは、日々の暮らしの快適さにも大きな影響を与えるポイントのひとつでしょう。
お手入れや掃除のしやすさは、間取りプランも関係しますが、取り入れる設備や建材によっても大きく左右されるものです。
ここでは、窓や扉、床などから水まわりまで、掃除のしやすさに影響するアイテム、それら商品の最新傾向などをまとめました。
1.窓
まず、窓掃除のしやすさはどう決まるかです。窓掃除がしやすいかどうかは、その配置が大きく影響します。例えば、おしゃれなイメージや採光機能や通風機能のために設けられた高窓などは手が届かなかったりすることから掃除がしづらいこともあるので注意が必要となります。
2.扉
扉によっても掃除のしやすさは変わってきます。
引き戸は開き戸のように開閉スペースが必要ないので、限られたスペースでも広い場所を確保することができます。
広い場所を確保することができれば、扉も邪魔にならず、掃除もしやすいと考えられます。
特に、床面にレールのない上吊タイプの扉であれば、ごみもたまりにくく、掃除機なども引っかからず、掃除がしやすいということが言えます。
3.キッチン
キッチンの掃除は掃除の中でも一番大変な部類に入るのではないでしょうか。
少し放置してしまうと油汚れなどがすぐ溜まってしまいます。
掃除を楽にするためにはいくつかのキッチン用具に注意をすることが大切です。
まず、換気扇は、分解がしやすく、掃除が簡単にできるような作りのものを選びましょう。そもそも汚れが溜まらないように特殊加工されたものを選ぶのもよいでしょう。
さらに、シンクも同様に、表面加工によって汚れにくく掃除しやすタイプも増えています。排水溝のぬめりは触りたくないという方はこのような特殊な加工がされているものを選ぶことが毎日きれいに保てるポイントではないでしょうか。
4.お風呂
お風呂で気になるのはやはり湿気などからくるカビなどの汚れです。
湿気というのは、特殊な加工を施したものでなければなかなか防げないものでもあるので、早く乾くの床材や水が残りにくい加工がされているものを選ぶのがよいでしょう。
また、パッキンにはどうしてもカビが生えやすいので、そもそもパッキンを無くしてしまうようなデザインもあります。
今ある新しい技術を上手に使っておそうじを楽にすることも大切です。
住まいは、建てて終わりではありません。掃除を毎日してきれいに保つことで、住まいの快適さも保たれます。
汚れにくくお手入れしやすい工夫のあるものの手助けもかり、住まいの心地よさを保ちましょう。
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