仏像が浮遊する、非日常の空間
大阪のど真ん中、船場本町のビルの地下で営まれるカフェのリフォームです(team@HAUS:岩田尚樹建築研究所と共同設計)。
SEMBA223cafe
大阪府大阪市中央区南本町2-5-9 ユーマンビルB1F
デザインメモ
- 仏像を眺めながら一息つく、というコンセプトをもとにデザインした空間です。
- 仏像の非日常性や象徴性を表現するために、雲の上に乗って浮遊しているようなディスプレイを考えました。
- 仏像がディスプレイされているのは厚さ1mmの黒いパンチングメタルを折り曲げた棚です。ランダムに設えられた棚は、黒い壁に溶け込み、遠目にうっすらと雲のようにみえます。さらにライティングを絞り込むことで、暗闇に仏像が浮遊します。
- 仏像はレプリカなのですが、イSムが質感・量感、そしてディテールにもてる限りの技を注ぎ込んだという職人の逸品です。気に入った仏像はここで購入することもできます。
photo: seki.design