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広い空のもとで、温泉を楽しむ
広島県福山市にあるテーマパーク・みろくの里に併設された温泉施設です。
このみろくの里には昭和30年代の街並みを再現したアトラクションがあります。この施設はそのエリアと連続した場所での計画だったため、その「昭和の街並み」を最大限活かす工夫をおこないました。浴室棟は増築、休憩所や飲食施設などは既設部分の改修工事によって対応しています。
デザインメモ
- テーマパークに併設という場所柄ですが、「自然の中でゆったりと湯に浸かる」ことができる露天風呂を実現するため、庭園部分を広く計画し、空が大きく見えるように心がけました。
- 低い窓を介して内湯と外湯を視覚的に連続させ、水平的な広がりを強調することで、内と外の境界を曖昧にする効果を狙っています。
photo: akiyoshi fukuzawa
みろくの里・神勝寺温泉/昭和の湯
所在地 | 広島県福山市 |
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用途 | 公衆浴場 |
竣工年 | 2013 |
構造 | 鉄骨造平屋建 |
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敷地面積 | ── |
延床面積(増改築部分) | 705.14平方メートル |