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セキデザイン情報ブログ

月別:
2020/09

注文住宅でデザイナーズ住宅を実現!

「せっかくマイホームを建てるなら、見た目にもこだわったおしゃれな家に住みたい」
そうおっしゃる方も多いのではないでしょうか。
注文住宅ならではの柔軟性を活かして、他とは一味違う我が家を建てたいですよね。
そんな方に、今回は注文住宅で叶えるデザイナーズ住宅についてご紹介します。

 

□デザイナーズ住宅とは

 

住宅に関する検索を行う際、「デザイナーズ住宅」の文字をよく目にしますが、その住宅の特徴をご存知ですか。

実際にはデザイナーズ住宅として正確な定義は存在しませんが、その共通点としてデザインに独自にこだわりがあるという特徴が挙げられます。
また、建築家や建築事務所が比較的狭い土地を上手く活用し、建てられる住宅をデザイナーズ住宅と呼ぶこともあります。
どちらにせよ自分の要望に合わせたオリジナルのデザイナーズ住宅を建てる場合は、注文住宅にする必要がありますね。

 

□デザイナーズ住宅のメリットとデメリット

 

おしゃれでこだわりの詰まった家づくりを可能にするデザイナーズ住宅ですが、それぞれメリットとデメリットがあります。

両方を踏まえ、何を最も優先させるのか考えながら検討しましょう。

 

*デザイナーズ住宅のメリット

 

デザイナーズ住宅の最大のメリットは、やはりそのオリジナル性です。

価格や住む地域によって上限はありますが、外観だけでなく、建築のための素材や設備を希望することができます。
他とは違う自分独自のこだわりを隅々まで反映できるでしょう。

デザイナーズ住宅は、狭い土地や特徴的な土地に対しても、高い対応力があります。
見た目だけでなく、機能性にもこだわれるため、土地を活かした独自の家づくりを可能にし、土地を有効活用できるでしょう。

 

*デザイナーズ住宅のデメリット

 

デザイナーズ住宅のデメリットとしては、規格住宅に比べ、初めの打ち合わせから引き渡しまで時間がかかるという点が挙げられます。

隅々までこだわりを反映できるが故に、細かい部分の確認や決定に時間を要します。
理想の我が家を建てるには、時間がかかりますが、それに負けない熱意が必要と言えるでしょう。

見た目をとことんこだわれるデザイナーズ住宅ですが、デザインばかりを優先すると、実用性に欠けた仕上がりになる可能性もあります。
「見た目は満足だけど、住みにくい」
と後悔しないよう、設計の段階から実用性も意識しておくと良いでしょう。

 

□まとめ

 

今回は注文住宅で叶えるデザイナーズ住宅についてご紹介しました。

デザイナーズ住宅で理想の家を目指すには、メリットとデメリットの両方を踏まえて検討する必要がありますね。
ぜひ注文住宅で建てるデザイナーズ住宅をお迷いの方はご参考にしてみてください。

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注文住宅でペットと暮らす家づくりをご紹介!

注文住宅では、住む人の心地よい家づくりを実現させることができます。
だからこそ人だけでなく、大事な家族の一員であるペットも住みやすい家づくりを考えたいですよね。
そこで今回は、注文住宅で採用したいペットと暮らす家づくりでおすすめの工夫をご紹介します。

 

□暮らしに関してペットが抱える悩み

 

時代の変化に伴い、人々の暮らしも変化するように、ペットの暮らしも変わりつつあります。

昔はペットの外飼いが一般的でしたが、最近はペットの犬の約70パーセント、猫の約80パーセントが室内で飼われています。
つまり、人と違い、自由に外を行き来できないペットにとって、室内でより良い暮らしができるよう工夫してあげることは、非常に重要なポイントと言えるでしょう。

ペットの室内での暮らしの工夫は、ストレスを軽減させることにも繋がります。
ペットを飼っている家庭のうち、約40パーセントがペットのみでの留守番の経験があります。
共働きをする世帯が増加したことも理由としてあげられますが、家で待つペットのためにも安全な環境を用意してあげる必要がありますね。

 

□ペットと暮らす家づくりの工夫

 

人とペットが心地よく暮らすための家づくりには、湿度や温度調節機能を導入するという工夫があります。

犬や猫などの動物は、自分で体温を調整することを苦手としており、室内という狭い空間での湿度と温度の調整は必要です。
日中家を空け、ペットを留守番させる場合なら尚更、湿度や温度の調節ができる機能があれば安心ですよね。

無垢材などの滑りにくい床を採用することもペットのための工夫です。
滑りやすい床はペットにとって、非常に不自由かつ怪我にも繋がります。
無垢材のような滑りにくい床を採用することで、ペットの怪我を防止することにもでき、さらに歩きにくさなどのストレスを軽減できます。
無垢材は傷にも強いため、きれいな状態を保てるなど、ペットだけでなく人にも嬉しい床材と言えるでしょう。

他にも防音性のある壁を採用したり、ペットの臭いを防止するための換気システムなどが工夫として挙げられます。
ペットと暮らす家づくりには様々な工夫が可能ですが、ペットによって習性や行動は異なるため、それぞれに合わせた暮らしの工夫を取り入れると良いですね。

 

□まとめ

 

今回は、注文住宅で採用したいペットと暮らす家づくりでおすすめの工夫をご紹介しました。

人だけでなく、大事なペットも住みやすい工夫を考えてみるのも良いですね。
注文住宅でペットと暮らす家づくりをお考えの方は、ぜひご参考にしてみてください。

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注文住宅でお迷いの方必見!注文住宅の素材の選び方をご紹介

注文住宅といえば、要望に応じて設計できるという自由度の高さが魅力的ですよね。
「理想の住宅を建てるためには、床に使用する素材にもこだわりたい」
という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、注文住宅における床の素材の選び方をご紹介します。

 

□床の素材の選び方

 

住宅に使われる床材にも様々な種類があり、素材ごとにその特徴も異なります。

各部屋に求める機能に応じた床材を選ぶためにも、住宅で一般的に採用される床材とそれらの特徴について知っておきましょう。

フローリングは、主にリビングや洋室に使用される木質系の材料で、住宅に使用される最も一般的な床材です。
フローリングの最大の特徴といえば、掃除のしやすさです。
畳やカーペットに比べ、ダニの心配の少ない点から多くの方に好まれるといえますね。

そんなフローリングにもいくつか種類があり、それぞれによって気をつけたいポイントも異なります。
無垢フローリングと呼ばれる1枚の木から作られたフローリングは、水に弱いため、水場を避けて使用し、定期的にメンテナンスする必要があります。
一方、いくつかの木板が複合され作られた合板フローリングは、購入時のコストは抑えられますが、耐久性は無垢材と比べ弱いため、注意しておきましょう。
同じフローリングでも、メリットとデメリットが異なるため、理想とする住宅に合わせてフローリングを選ぶと良いですね。

クッションフロアやタイルフロアも近年よく使用される床材の1つです。
塩化ビニル素材の床材は、クッション性に加え、水に強いという特徴があるため、水まわりには最適ですね。
価格も床材の中では比較的安価ですが、フローリングに見える加工が施されていても本物と比べると、やはり見た目には違いがあります。
クッションフロアやタイルフロアもその利点に応じて選び、使用するのが最適と言えるでしょう。

カーペットは、保温性があるため冬場でも暖かく、クッション性も兼ね備えており、足腰に負担をかけにくいため、高齢者の寝室などにもおすすめの床材です。
一方、汚れが取れにくいという点からダニの発生が心配されるため、念入りなお掃除を心がける必要があるでしょう。

 

□まとめ

 

今回は、注文住宅における床の素材の選び方についてご紹介しました。

それぞれの床材には、相応しい使用場所があり、たくさんの種類の中から決めることは大変ですが、理想の住宅を想像しながら、素材選びを楽しみましょう。
注文住宅で床の素材を選ばれる際には、ぜひご参考にしてみてください。

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猫と暮らす注文住宅!

よくペットは家族っていいますよね。
ならば、家をペットにとっても心地よいものにするという選択肢があってもよいのではないでしょうか。
1から建てる注文住宅なら、ペットにも飼い主にも快適な住まいを提供できます。

 

□猫ちゃんと暮らすということ

猫は壁で爪を研いだり狭いラックの上によじ登ったり自由奔放ですよね。

そんな猫の特性をよく知り、猫のニーズを満たせる工夫を設けることがうまく共生するための第一歩です。
簡単に猫について見ていきましょう。

当たり前ですが猫はネコ科に属しており、そのネコ科の仲間にはたくさんの猛獣がいます。
トラ、ピューマ、ライオン、チーターなどです。
このことからも分かる通り、猫はもともと狩りをする肉食動物でした。
そのため、生得的に狩りの衝動がインプットされています。

また、猫は単独で狩りをする動物でそっと獲物に忍び寄るか、待伏せして獲物を捕らえます。
それが理由で、群れを作って生活する犬と違ってコミュニケーションをとらなくてよいので自由奔放なのです。

単独行動で待伏せ型の狩りをする猫のテリトリーで重要視されるのは広さではなく質。
エサを確保したり、出産・子育てをしたり、安心して眠れるなどの条件が満たされていれば広くなくても十分なのです。

猫は高いところや狭いところが好きですが、これも単独行動だった猫の身を守るためのサバイバル術が本能的に存在しているといえるでしょう。

簡単にまとめますと、猫はもともと単独行動で狩りをする動物だったために「自由奔放」で「テリトリーを大事に」し、「高いところが好き」ということになります。
他にも日向ぼっこが好き、不潔が嫌いといった特性もあります。

 

□猫と暮らす家の工夫

猫がどういった特性があるのかを見てきたので今度は、猫と暮らす家ではどのような工夫ができるのかについてみていきましょう。

 

*ペットドアを設ける

猫は自由な生き物なのです。引き戸のドア、ハンドルレバーのドアも勝手に開けるし、開けたら開けっ放し。

いくらしかっても猫は聞いてくれません。
そんな悩みを解消するのがペットドアです。
自分でつけることもできますが、自分でドリルで孔を開けたり、のこぎりで開口したりは大変なので注文住宅を購入する際に依頼されたら仕上がりもきれいになるでしょう。
またペットドアを設けることで、猫もより自由に室内を移動できるのでストレスなく、運動にもなるでしょう。

 

*キャットウォーク

既に述べましたが、猫は本能的に高いところが好きです。

冷蔵庫の上や天井の梁など、足場さえあればどんな高いところにも登ってしまいます。
そんな猫のために自宅にキャットウォークを設置してみてはいかがでしょうか。
注文住宅で頼むと、部屋のコンセプトにあった外観に違和感のないおしゃれなキャットウォークを設置することができます。

 

□まとめ

猫と一緒に暮らすなら、猫に人の家に合わせて住んでもらうのではなく、人と猫どちらにとっても素晴らしい家にしたいですよね。

注文住宅ならそれを実現させることができます。
当社では住まいに関するご相談を随時無料でお受けしています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

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注文住宅を建てる際に注目したい北側の窓!

注文住宅で新たに住まいを建てるときや既にある物件を購入するとき、「日照」は注目されるポイントの1つ。直射日光が当たらない北側はなにかと嫌われがちですが、実はメリットも存在します。今回は北側の窓について紹介します。

 

□南側の窓がいいとされるけれど

できるだけ明るい日差しを取り込んで、ポカポカした部屋で過ごせるようにと南向きにこだわる人も多いです。

しかし、夏の暑い時期になると南側に大きくとった窓は厄介な存在になるでしょう。
強い太陽の光や熱によって室内温度を上昇させるため、エアコンも効きにくいからです。

日差しが強いことそのものがデメリットにもなります。
縁側という緩衝帯があった昔はよかったかもしれません。
しかしそれを失った今、南面からの採光量が多いため、テレビが見えにくくなり、読書もしづらいです。

また冬の場合も南側にある窓のデメリットが存在します。
それはいくら天気のいい日でも、熱や採光の恩恵を受けられるのは昼間だけ。
夜になったら昼間に取り込んだ以上の熱が大きな窓から出ていってしまいます。
そのため朝は外と同じような室温になってしまいます。

 

□注目したい北側の窓

住まいの北側は日照が悪く、湿度も高いため、物置やお風呂になっており、居室ではない場合が多いです。

窓があったとしても小さな窓がついているだけであったり、大きな窓がついていても閉めっぱなしにしたりしているお宅もあるでしょう。
しかし、夏場は南側の窓と北側の窓を同時に開けてみてください。
風の通り道ができ、それだけで室温をかなり下げることができます。

南側の日差しが強いことがデメリットにあげましたが、反対に北側の日差しが強くないことがメリットにあげられると思います。
あえて北側に性能の高い窓を設け終ることで終日、安定した光を確保することができます。
南側の窓を設置しても光量が多すぎてカーテンをするのであれば本末転倒です。
高い性能を持つ窓を北側に設置し、安定した光を長時間確保する方が得策といえるでしょう。

設計上難しかったり、隣家の距離が近くて北側の壁面に窓を設置できそうになかったりするときはトップライト(天窓)という選択肢もあります。

 

□まとめ

日本では古来より南側の窓が重視されてきましたが、今回の記事で見た通り北側の窓にもメリットはたくさん存在します。

注文住宅で窓を設置する位置に悩んだら是非、今回の記事の内容を思い出してみてください。

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注文住宅で憧れのおしゃれな北欧風に!

よくインテリアデザインなどで北欧風などという言葉を見聞きすることが多いと思います。
北欧風とつくだけで、シンプルでおしゃれだ、なんて勝手に思ってしまいますが、実際に北欧風とはいったい何なのでしょうか。
また北欧風の住まいとはどういったものなのでしょうか。

 

□北欧風とは

 

文字通り北欧スタイルのことですが、北欧とはヨーロッパの北に位置するフィンランド、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンの4か国を指します。

高い緯度にあることと地軸の関係でこれらの地域の冬はとても長く、日照時間も短いです。
そのため我々が想像する以上に暗くて寒い冬が続きます。
必然的に長い時間家族が同じ空間にいることになるため、快適に居心地よく過ごせるようにと考えて作り上げられたのが、いまの北欧スタイルの基盤となっています。
北欧風には快適に居心地よくしたいという背景があり、オシャレなのだと思うと納得ですよね。

北欧風の特徴ともいえる自然素材が使われていたり、屋根が三角で急勾配だったり、白が基調だったりするのも実は北欧ならではの理由があります。

北欧は森や湖に囲まれた自然豊かな環境にあります。そのため周囲の景色に溶け込むような自然素材の建材が多く使われています。
本場では本物のレンガや木が使用されていますが、日本ではメンテナンスの手軽さからもサイディング材を用いるのが一般的です。

屋根の形状が急勾配な三角なのは、北欧では積雪量が多いため、雪の重みを軽減するという北欧らしい理由があります。
日本でも白川郷の合掌造りが有名ですよね。
実用性の高さから生まれたデザインですが、日本ではおしゃれな外観に仕上がるポイントになっています。

北欧風のベースカラーとなるのは白やグレーといったナチュラルカラーですが、なぜでしょう。
それは長くて暗い夜でも部屋の中を明るくするためという北欧ならではの理由がここにもありました。

 

□北欧風にしよう!

 

北欧風とは何かを上で見てきました。

ここからは簡単に北欧風の家のイメージを具体的に膨らませていきたいと思います。

 

*白い壁×木

白のシンプルな壁にあたたかみある木の壁やインテリアを組み合わせることで北欧風の素敵な雰囲気を簡単に演出することができます。

家具も木を素材にしたものをそろえると統一感がでるでしょう。

 

*有機的な曲線

北欧風の魅力は有機的なあたたかみのある曲線と直線のバランスです。

玄関土間を曲線のスキップフロアにしているところもあります。

 

*ふんだんに自然素材を使う

北欧は木材をふんだんに使った家づくりをしています。

特に床は無垢材、つまり植わっていた木を伐採しそれを製材したままの材でできたもののフローリングにして階段の手すりなども木の質感を活かしたものにするとよいでしょう。

北欧風といっても人によって好きな部屋のテイストは変わってきます。
注文住宅なら、既に建てられている建売住宅と違い、自分で好きなように北欧具合を調節することができるのでお勧めです。

 

□まとめ

なんとなくシンプルでおしゃれと理解していた北欧風というものは、実は家族と長時間快適に過ごすという原点がありました。家族がいる方もそうでない方も北欧風の家で快適に過ごしてみませんか。随時無料でご相談をお受けしているのでお気軽にお問い合わせください。

 

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三角形の家がHouzzで取材を受け、特集記事となりました。 zoomで、ライターとお施主様と私との三者を繋いでの取材となりました。 お施主様の声を上手に拾い上げて頂いた素敵な記事になっていますので是非ともご覧ください。 https://www.houzz.jp/ideabooks/140108130/list #一級建築士事務所 #sekidesign #その場所にしかない建築 #兵庫県 #神戸 #建築家 #建築家との家づくり #設計事務所 #デザイン住宅 #注文住宅 #新築 #モダンインテリア #house #design #architect #architecture #ordermadehouse #newbuild #moderninterior #japan #kobe #houzz #特集記事 #zoom取材 #三角形の家
注文住宅購入の際に気になる!素材の選び方!

注文住宅は、間取りはもちろんのこと素材まで選ぶことができます。
しかし普段建築に関わらない人にとって、素材のことはよくわからないと思います。
そこで今回はかんたんに木材と外壁にまつわる素材について見ていきましょう。

 

□木材のいろは

木にはたくさんの種類があります。

木の種類は、例えばヒノキ、スギ、ケヤキ、アカマツなどがあり、それぞれに特徴があります。
ヒノキなら水に強く菌や虫にも耐え、スギは柔らかく独特な香りがする、ケヤキは強靭性や耐久性があるといった具合です。

木の種類を選んだら次に無垢材か集成材かを選びましょう。
無垢材は伐採した木を乾燥させて作った天然の木材で、集成材は小さく切り分けた木材を乾燥させ、接着剤で組み合わせた人口の木材です。
どちらにもメリットデメリットがあるのでどちらが優れているとは言い切れません。
家を建てるときにはプロと相談して、木の種類や無垢材、集成材それぞれの性質や価格を理解したうえで家を建てれば、より満足のいく家になるのではないでしょうか。

 

□外壁のいろは

外壁の素材もたくさんあり主に7種類に分かれます。

外壁の目的は防水性、遮音性、外観、断熱性など様々です。
しかし、デザインや耐久性、メンテナンス性など全てのニーズを満たす外壁はないので、何を基準に外壁材を選ぶのか、よく考えましょう。

そうはいっても外壁を選んだことがないので何を重視すればいいのかわからないという方も多いと思います。
そこで押さえておきたいポイントとして「メンテナンス性」「価格」「デザイン性」の3つをかんたんにご紹介しましょう。

まず「メンテナンス性」についてですが、外壁はメンテナンスの有無で耐久性や寿命が大きく変わるので、メンテナンスは非常に重要です。
メンテナンスの頻度が少なくて済む外壁ほど値段が高くなる傾向にあります。

次に「価格」についてです。
外壁材の価格は同じ大きさでも大きく異なるため、予算に合わせて外壁を選ぶことが大切。
しかし安すぎる外壁は、性能が不十分な可能性があるので外壁費用の相場を把握したうえで予算を考えることが大事になってきます。

最後に「デザイン性」について。
種類によって見た目は当然変わってきます。
重量感や高級感のある素材、スタイリッシュさを感じる素材、種類が豊富で洋風だったり和風だったりを選べる素材など、外壁材の種類が違えば与える印象は全く異なります。

注文住宅で素材を選ぶ際はおもにこの3つを基準に決めていくと良いでしょう。

 

□まとめ

今回はかんたんに素材について見ていきました。

種類が多く選ぶのは大変ですが、予算の範囲に収めたり、求めているデザインを実現させるためには避けては通れないのが素材選びです。注文住宅の購入をお考えの際は、ぜひ今回の記事を参考にいろいろ調べてみてください。

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注文住宅で大事な動線計画!

あまり日常会話で出てくることはない動線計画という単語。
しかし、家を1から建てる際は無視できない重要な考えです。
ではそれがいったい何なのか、なぜ大事なのかを見ていきましょう。

 

□動線計画について

動線計画とは文字通り動線の計画ですが、動線とはゾーニング間の人の動きを結んだもののことです。

今度はゾーニングという聞きなれない言葉が出てきましたがゾーニングというのは、機能ごとに空間を分けて間取りを考えることです。
例えば、リビングやダイニングはパブリックゾーン、寝室や書斎、子供部屋はプライベートゾーン、それぞれを結ぶ廊下や階段の通路ゾーンといった具合。
これらの間を人の動きで結んだのが動線であり、それらを考えて計画するのが動線計画です。
動線計画を立てることがより過ごしやすい空間を作るために必要不可欠になります。

動線を考える際のポイントは、なるべく短くすること。
家事に忙しい主婦を例に考えてみると、料理をしながら洗濯機を回すシーンがあると思います。
そのときにキッチンと洗濯機が離れていたら非常に不便です。
また重い洗濯カゴを運ぶのは大変ですから、洗濯機から干す場所への距離も短いほうがいいでしょう。
他にも、寝室からトイレが遠くないほうが便利だったり移動が多いところは短くしたりすることが大切でしょう。

動線計画とは何か、考えるときのポイントは何か、について書いてきましたが、動線の種類を把握することも計画を立てる上で大切でしょう。
動線には「家事動線」「来客動線」「衛生動線」「通勤動線」4つの種類があります。

まず家事動線についてですが、これは調理、洗濯、掃除といった家事に関わる動きの動線です。上で既に述べた通り、料理の最中に掃除をするなど家事のしやすさは家事動線の計画によって決まると言えるでしょう。

来客動線とは客が家に来た時に玄関から応接するエリアまでの移動を示す動線です。
ここを考える際のポイントは2つあります。
家族がトイレや浴室に移動する衛生動線と来客動線が重ならないようにすること。
トイレや浴室といったプライベートな空間が来客動線から見えてしまわないようにすることです。

衛生動線は既に述べたように来客動線とトイレや浴室を使う家族が鉢合わせにならないようにすること。夜間にトイレに行くために寝室とトイレが離れすぎないようにすることが大切です。

最後に通勤動線についてです。
これは朝起きてから学校や会社に行くまでの家族の動きを表す動線です。
朝は忙しく、皆がバタバタしがちになるので、それぞれがスムーズに動けるように動線を工夫したほうがよいでしょう。

動線にどんな種類があり、それぞれ何に気を付けたらいいかが分かったと思います。
動線を考えるということは生活スタイルをより効率化させるために必要なので1から建てる注文住宅では非常に大切です。

 

□まとめ

人にはそれぞれの生活スタイルやリズムがあります。

建築家に良い間取りのアイデアを出してもらうのもよいですが、自分の生活スタイルやリズムを一番知っている自分自身で計画を検討できたら、よりよい住まいになるでしょう。
注文住宅を検討の際は今回の記事を参考に動線計画について考えてみてはいかがでしょうか。

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