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セキデザイン情報ブログ

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2016/09

相見積の重要性とは

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新築住宅のプランを決めるときや住宅のリフォームなどをおこなうときに、相見積というものをする場合があるのですが、一般の方で相見積という言葉を聞いたことがある方は、あまり多くはないのではないでしょうか。

相見積とは、プランに掛かる費用を複数の会社で見積もってもらうことで、価格の相場を知ることができるものをいいます。
このため、業界の相場を知らない一般の方には便利なシステムだと言えるでしょう。

また、住宅リフォームで相見積をとって内容の比較検討をすると、今まで経験のなかった人でも、見積もりを作ってもらった複数の業者から説明を受けることになるので、リフォームに対する知識がつくことがあります。

そして、相見積の一番の効果としては、自分のイメージに合うプランを提供してくれる会社を見つけることができる、ということではないでしょうか。

新築の注文住宅にしても、既存の住宅のリフォームにしても、業界の事情などをほとんど知らない一般の方では、一社から取った見積もりが本当に妥当なものかどうか、判断するのは難しいことでしょう。

そこで、3社以上の相見積があれば、適切な見積もりはいったいどれなのかを判断する材料になりますし、価格の相場を知ることにもなるというわけなのです。

しかし、相見積で複数の業者のプランを比較検討するとはいっても、あまり多くの業者から相見積を取ることは、あまりおすすめできないところもあります。

それは、多くの情報を得るのは判断の材料になるとはいうものの、一般の方が何件もの業者と打ち合わせをするには労力をたくさん使うことと、相見積を手に入れることの重要性を天秤にかけた場合、本当に見合うかどうかもあるからなのです。

つまり、相見積を取るにしても、3社程度が適当であると同時に、その中で判断がつかなければ、何社から見積もりを取っても結局は判断することは出来ないということだからです。

けれども、3社程度の業者から相見積を取ることは、量的にも丁度良く比較検討できますから、やはり取るなら3社くらいからは見積もりを取ると良いでしょう。

さて、取った見積もりの中で一般の方であれば、一番料金が安いところを選びがちかもしれませんが、せっかく相見積を取ったのですから、安いだけではなく内容をしっかり見極めることが重要です。

そうして、分からないところは積極的に質問して説明してもらうと、その業者の姿勢や考え方、または担当者の人柄などが多少は分かり、工事を任せられるかどうかの判断も出来るのではないでしょうか。

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8.リノベーション物件の魅力とは

 

みなさん、リノベーションという言葉を聞いたことがありますか?

「そもそもリフォームとリノベーションの違いって何?」
と思っている方も多いのではないでしょうか。

このリノベーション物件というのは、住まいを大規模に改修し、中古物件を新築の頃以上に快適に住みやすくするということで、
建物の枠組みをもとに、キッチンやバスルームだけでなく、間取りなど、あらゆる設備を一新するものになっています。

リフォームはあくまでも壊れたものを新しく変えるというニュアンスで、規模も小規模なものとなっています。

では、そのリノベーション物件の魅力とはいったい何なのでしょうか。

今回は、リノベーション物件の魅力についてご紹介します。

まず、一つ目に、新築よりも安く、しかし新築と同じように新しいということが挙げられます。

リノベーション物件の相場というのは、新築と比較して、2割引きから4割引きの値段で購入することができますが、もちろん建物の枠組みをもとに設備を一新しますので、
中古感もありませんし、使い勝手の良い最新の設備を入れることができます。

また、リノベーションというのは、中古物件を購入して、自分で新しく設備などを変えることができるので、
新築よりも選択肢の幅が広がるのです。

中古マンションは新築マンションの40倍も数があるといわれていますし、
一戸建ての住宅でも、住宅の数は新築より中古の方が多いものなのです。

さらに、リノベーションは間取りや部屋のデザイン、キッチンやバスルームの設備、家具のデザインまで、自分の思い通りに住まいを実現することができます。

注文住宅となると、新築の中ではかなり高額な部類に入ってしまいますが、
その点リノベーションは大幅に価格も抑えることもできますし、自分の理想の家を作ることも可能でしょう。

他にも、リノベーションをすることで、中古物件を有効活用することにつながりますから、
環境にも優しい住まいの選択となるのです。

リノベーション物件の魅力、お分かりいただけたでしょうか。

このように、新築を購入しようと思っても、予算より高くなってしまって少し安めの物件をお探しの方や、前の人の生活感が残る中古物件はあまり選びたくないなという方には、お勧めなのです。

家づくりを楽しみたい方は中古物件を購入して、リノベーションは自分で行うと良いですし、
お金と時間を節約したいというかたは、リノベーション済み物件を選ぶのが良いといえます。

リノベーション物件を検討してみてはいかがでしょうか。

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7.リノベーション向きの物件とは

 

中古の物件を購入して、「リノベーションによって自分のイメージ通りの住まいにしよう」と考えている方も、多いのではないでしょうか。

もちろん場合にもよりますが、新築の物件を購入するより、中古物件を購入して、
リノベーションする方が、費用が抑えられるということも少なくありません。

そこで今回は、リノベーション向きの物件についてご紹介します。

まず、一つ目のポイントは築年数が20年以上のものというのが挙げられます。

建物の資産価値というのは年々下がっていくもので、マンションにしろ、一戸建てにしろ、20年目までは大きく下落していくのに対して、20年を過ぎると、資産価値の下落は少なくなっていくのです。

新築マンションを購入すると、住宅ローンを返済していくよりも資産価値が下がっていってしまうことがありますが、中古築20年以上の物件なら、お手頃な価格で購入でき、
その後の資産価値の下落もゆるやかと考えると、お得な物件だと言えるでしょう。

また、2つ目のポイントとしては、その物件が間取りを変更しやすい工法で作られているかどうかということです。

リノベーションは枠組みを利用して作り変えるのですが、物件の構造次第では、間取りの変更が難しいものもありますので、注意が必要なのです。

マンションの構造の中では、柱と梁で骨組みが作られた構造のラーメン構造が作り変えやすく、リノベーションの自由度が高くなります。

一戸建てだと、木造住宅の半数以上を占める木造軸組工法は柱と梁、さらに筋交いで作られる工法だと間取り変更が容易で、こちらもリノベーションの自由度が高い工法の一つです。

一方、ツーバイフォーなどは、壁の面で支えるという間取りになっているので、
なかなか間取りの変更が難しいとされています。

そして、3つ目のポイントとしては、リフォーム前の物件を選ぶということがあげられます。

一般的に売り出されている中古の物件というのは、すでにリフォームがされた後のものが多いため、
リフォーム代などが物件の価格に上乗せされています。

リノベーションを考えているのであれば、リフォーム後の物件より、リフォーム前の物件の方が価格を抑えられるので、
リノベーション会社に相談するなどして、リフォーム前物件を探してみると良いでしょう。

リノベーションに向いている物件について、お分かりいただけたでしょうか。

物件を購入するとなると、新築か中古かという選択肢が一般的でしたが、
中古をリノベーションして、新築のようなきれいな家に建て替えるというのも
新しい住まいの形としても良いのではないでしょうか。

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6.中古マンション購入の際の注意点

 

新しい場所で生活を始めようという方で、マンションをお考えの方も多いのではないでしょうか。

新築マンションだとどうしても予算と合わず、中古のマンションを検討している方も少なくありません。

マンションを購入するのであれば、それから何年も住む場所なのですから、
できるだけ良いものを選びたいものですよね。

そこで今回は、中古マンションを選ぶ際の注意点についてご紹介します。

まず一つ目のポイントとしては、自分が欲しい物件を本当に選べているのかということです。

例えば電車を毎日使うのに、駅から遠い物件を選んでしまったり、アクセスの悪い物件を選んでしまうと、その後の家族の生活が不便なものとなってしまいます。

さらに、マンションの管理がしっかりと行き届いているかを確認することも重要なポイントです。

目視できる範囲でも、外壁にひび割れや剥がれが無いか、エントランスや階段は清掃されているか、床が傾いていたり軋みはないかといったことは、確認できるでしょう。

直接物件を見に行って、これらのことを確認しておくと、後々写真だけで見たのとイメージが違ったということにもなりません。

ご家族のライフスタイルに合った立地なのか、今後売ることも考えるのであれば資産価値がある物件なのか、そして、耐震工事などがしっかりして、安全で安心して住める住まいになっているのか、というポイントをしっかりと考えておきましょう。

また、資産計画に問題が無いかどうかも、事前に確認しておくべきポイントとなります。

マンションを購入するとなると、基本的にローンを組むことになりますよね。
初めは頭金が必要ですし、仲介手数料など、思っていたより高額になってしまったということも良くあります。

今後、家族の生活はどう変化して、何にお金がかかってくるのかを把握しておかないと、後々ローンの返済が滞ってしまうということも考えられるので、注意しておきましょう。

他にも、マンションを購入すると、毎年固定資産税がかかってくることになります。

マンションの売り出し価格だけで安易に資産運用可能かどうかを決めてしまうのではなく、
長く、先を見てライフイベントも考慮したうえで、マンションの価格も考える必要があるでしょう。

中古マンションを購入する際の注意点、お分かりいただけたでしょうか。

後悔しないように、最低でもこの2点をしっかりと考えて、マンションの購入を検討してみましょう。

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4.おしゃれな照明の基本とは

 

「家の雰囲気を簡単におしゃれにしてみたいな」と思っている方も多いのではないでしょうか。

インテリアなどで大きな家具を置くとなると、やはり、費用もかかりますし、おいてみてもあまり変化がなかったというように感じられることもあるかもしれません。

そんなときにお勧めしたいのが、照明で部屋の雰囲気をおしゃれにするというものです。

今回は、おしゃれな照明の基本についてご紹介します。

まず、照明には、全般照明と部分照明というものがあります。

この全般照明は、空間全体を明るくするための照明で、シーリングライトやシャンデリア、ダウンライトなどが例にあげられます。

一方、部分照明というのは、全般照明を補う照明で、テーブルスタンドやフットライト、スポットライトなどが挙げられます。
部分照明には、特定のものに視線を集める効果を出したり、空間に奥行きを持たせる働きもあるものなのです。

おしゃれな雰囲気を作るためには、この2つの照明を上手に使いこなす必要があります。

一つ目のポイントとしては、照明を一つだけ設置するのではなく、全般照明は少し暗めに設定し、部分照明で暗い部分を補うというものです。

全般照明と部分照明を組み合わせたライトがなぜおしゃれに見えるのかというと、空間に明るい部分と暗い部分が生まれるからなのです。
影となる空間の暗い部分が部屋に奥行きを持たせ、立体的な空間を演出することができるんですよ。

コツとしては、全般照明で影を残すように少し暗めに設定して、影になった壁や天井、部屋の隅の部分に明かりを置いていくことです。

「暗い部屋に一つずつ明かりを足していく」とイメージすると、わかりやすいでしょう。

光と影のグラデーションを楽しむことが、おしゃれな照明のポイントとなります。

さらに、2つ目のポイントとしては、照明のデザインがあります。

照明は、夜は部屋に明かりを灯してくれるものになりますが、昼間の間はインテリアとしても楽しめるものです。

ものによって、シェードの形や向き、スリットの入り具合も大きく異なったり、照らすことのできる光の範囲が変わるので、デザインによって使用場所の向き不向きがあることを覚えておきましょう。

おしゃれな照明の基本について、お分かりいただけたでしょうか。

複数の照明を使った光の組み合わせ次第で他にはない、自分の家だけの光のデザインができます。

今の照明に少しライトをプラスして、部分照明となる間接照明を用いてみてはいかがでしょうか。

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3.和モダンな家の魅力とは

 

最近の住宅というのは素材もデザインもかなり豊富なもので、
家を買おうと思っている方にとっては選択肢が増え、自分の思い通りの家を手に入れることが可能になってきていますよね。

もちろん洋風のデザインの家をお求めの方も多いと思いますが、
「日本古来の和風な家というのも捨てがたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、和風の中にもおしゃれな雰囲気を取り入れた、和風モダンな家の魅力についてご紹介します。

まず、和風の家に欠かせないのが、縁側の「庇(ひさし)」ではないでしょうか。

庇は、夏の直射日光を遮るだけでなく、雨の日は雨を防いでくれたり、冬時期も雪を防いでくれたりするものとなっています。

和風の家にはこの庇がよく似合い、晴れの日だけでなく雨の日も窓を開けることができるようになっています。
いつでも新鮮な空気を家の中に取り入れられますから、日本ならではの四季を感じながら過ごせることにつながるでしょう。

また、座敷も和風の家では欠かせない場所の一つとなっています。

畳は和のぬくもりを与えてくれるもので、畳のある伝統的な和室の空間は、
心地よさや安心感を感じることができることでしょう。

畳の特徴として、夏は涼しく冬は暖かいという特徴があるだけでなく、
吸音性、遮音性に優れており、イグサの香りは鎮静効果もあるといわれています。

機能性にも優れ、住む人に癒しを与えてくれる畳のある和室も、和風の家ならではの魅力ではないでしょうか。

さらに、和風の家というと障子が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

障子は和室の印象を決める重要なものの一つで、
おしゃれな雰囲気にしたいのであれば、障子に半透明のガラスをはめ込んだりもできますし、
自然に入ってくる明るい光は、和室の雰囲気を際立たせることでしょう。

光を取り入れつつ、外からの視線も遮る障子というのは、プライバシーの面でも機能性に優れていると言えます。

ほかにも調湿機能に優れた土壁を用いるなど、自然素材にまでこだわった和室をつくると、
シックハウス症候群などの心配もなくなることでしょう。

このように、和風の家というのは、主に木が使われていることから、心地よく、温度や湿度の調節も自然の素材がしてくれるというメリットがあります。
また、和風の家にはしっかりした構造のものが多く、家自体の耐久性も高く長く住めると言われているんですよ。

さらに、最近の和風の家というのは、バリエーションが豊富で、現代のニーズに合致したものも多くあるものです。

日本古来からの和風の家をアレンジした、おしゃれな和モダンな家というのも、検討してみてはいかがでしょうか。

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2.耐震、制震、免震の違いをご存知ですか?

 

日本は世界でもトップクラスの地震大国で、近年大きな地震も多発していますし、
自分の周りでいつ地震が起こってもおかしくない状況ですよね。

いつ起こるかわからない地震だからこそ、一日の中で長い時間を過ごす家という場所は、安全なつくりにしたいものです。

最近では、耐震や制震、免震といった方法で地震から家を守る方法があります。

では、一体これらの言葉の違いは何なのでしょうか。

今回は、耐震、制震、免震の違いについてご紹介します。

まず、耐震というのは、建物全体を固く固定することで、地震の衝撃に耐える工法として作られたものとなっています。

これは、地震に耐えるために耐久力のある壁を増やしたり、柱と柱の接合部などをしっかりと固めて、建物の骨組みで地震に耐えるものなのです。

しかし耐震はあくまでも建物が揺れる前提で作られているので、建物自体の揺れは減少せず、家の中の家具などが落ちたり飛んで来たりといった二次災害は避けられません。

今までで最も多く選ばれているのが、この耐震の工法で地震対策をするというものですが、
最近では、家自体の揺れを大きく軽減する「免震」という工法を用いた地震対策も提案されているのです。

家自体の揺れを大きく軽減する工法が免震で、耐震と大きく違う部分としては
建物の基礎と土台の間を可動体として、揺れを吸収するというところを挙げられます。

基礎部分に免震装置を入れることで、建物と地盤を切り離すという仕組みになっているのです。

免震がその効果を最大限に生かすのは大地震の横揺れで、普通の耐震住宅に比べ、建物内の揺れや家具の転倒もほとんど無く、家具の下敷きになってしまったりという二次災害も避けられることが可能になります。

そして、制震ですが、これは、建物の一部に可動部分を設け、揺れを吸収するという工法になっています。

土台と柱の中間に設置した振動を吸収する装置が、地震による建物の振動を吸収して、
建物の揺れを軽減するようになっているのです。

以前は制震の技術は高層ビルなどに使われている地震対策とされていましたが、
最近では、一般の住宅でも制震が使われるようになっています。

耐震と免震、制震の違いについてお分かりいただけましたか。

このように、似ている言葉のように思えるものですが、地震の揺れから家を守る方法は全く違うようなものとなっています。

家族が安全で安心して暮らせる住まいづくりを、検討してみてはいかがでしょうか。

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