注文住宅で印象を決める外壁5選~特徴とデザイン~
情報ブログ
みなさんもご存じのとおり、外壁は住宅の外観の印象を左右する大事なものです。そのため、外壁選びは慎重に行わなければなりません。
でも種類はたくさんあるし、それぞれの特徴や機能なんてわからない。そんな悩みを持っている人がいるのではないでしょうか。
そこで今回は、数ある外壁の中から一般的によく使用されている5種類の外壁材を特徴とデザイン面で比較してみました。順番に見ていきたいと思います。
◆窯業系サイディング
まず、窯業系サイディングから見ていきましょう。これは現在日本の新築木造住宅の7割以上に使われている外壁材です。多くの人に選ばれている理由には、断熱性・耐久性・防音性などの機能性が高いことがあげられます。
さらに、3000種類以上あるといわれている豊富なデザインとカラーバリエーションも魅力の一つです。また、他の外壁材と比べると安く施行費も安価なので、コストパフォーマンスが優れています。
◆金属サイディング
次に、金属サイディング。金属ならではの質感によって、シンプルでスタイリッシュなデザインの外観を表現できます。
また、金属サイディングは軽量なので、建物にかかる荷重が少なく、地震などの揺れを抑えてくれるのも特徴です。素材がデリケートなので傷つきやすいのはデメリットです。
◆タイル
3つ目の外壁材はタイルです。タイルはクラシックスタイルからモダンスタイルまで様々な高級感と存在感あふれる外観を演出してくれます。
少し初期費用はかさみますが、汚れや色あせの心配がなく、塗り替えなどのメンテナンス費用も基本的にいらないため、将来的にみればお得な外壁材です。
◆塗り壁
4つ目は塗り壁です。塗り壁にしか出せない質感があり、また継ぎ目がないため家全体が統一された美しさを醸し出します。ただ、ひび割れしやすく汚れも目立ちやすいのがデメリットといえるでしょう。
◆ALC
最後に紹介するのはALCです。気泡コンクリートともよばれ、通常のコンクリートより軽くて機能性に優れているのが特徴です。
主に中高層ビルに使われている外壁材で、耐久性・断熱性・遮音性・防火性などの機能が総合的に備わっているため、値段は高めです。
◆まとめ
さて、以上が一般的に使用されている頻度が高い5種類の外壁材です。いかがでしたか。それぞれの特徴とデザインを簡単に説明してきましたが、お気に入りの外壁は見つかりましたでしょうか。
住宅の印象を決める大事な部分だからこそ誰もが悩む外壁選び。言葉による説明だけでなく、モデルルームを見に行ったり、映画やテレビでお気に入りの家を探してみたりするのも参考になるかもしれません。時間をかけて吟味することをおすすめします。
http://sekidesign.com/