自然素材のメリットとは
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家というのは、毎日過ごすもので、それに伴って素材によって体に影響を及ぼすものです。
住まいというものは、住む人の健康を害してはならないもので、新しい住まいに引っ越して体調を崩してしまったらせっかくの新居も台無しです。
しかしシックハウス症候群、化学物質過敏症などと言ったように、化学物質を含んだ建物が原因となる病気も昔の低コストで作られた物件ではよくありました。
そこで、こういった病気の原因が住まいにつかわれる建材であるということが明らかになってきてから、住宅業界で「自然素材」という言葉が一つのキーワードになってきました。
これにより、古くから使われていた木や土、草などの自然素材を使った建物の価値が見直されてきているのです。
この自然素材のメリットをいくつか挙げてみましょう。
まず、自然素材を使用するため、赤ちゃんやお年寄りも安心して暮らせることができます。
前述したとおり、化学物質が含まれる建材を使用した場合、アレルギー体質の方やちいさいお子さんには健康に悪影響が及ぶ恐れがあるのです。
次に、環境面でのメリットがあげられます。
自然素材を用いる場合は国産の木材が多く、輸送にムダなエネルギーを使わないのに加え、国内の林業が活性化され、美しい山を守ることにもつながるのです。
また、石油やガス、原子力などの化石エネルギーに依存せず、太陽熱や木質ペレットなどの自然エネルギーを積極的に利用するため、環境への負担も軽減されると考えられます。
さらに、自然素材は自然のまま呼吸しているという特徴からも、湿気や熱など、季節の変化に合わせて伸び縮みをして、住めば住むほど味わいが出てくる住宅と言えます。
これにより、使っているうちについてしまうような傷も自然素材であれば自然ないい味わいとなり、欧米ではメンテナンスされていれば、資産価値が上がっていくことが多いとも言われています。
新素材だと、20年ほどで建て替えやリフォームが必要となってくることが多いと言われていますが、自然素材の耐久性の高さ、また資産価値があがることを考慮すると、長い目で考えると経済的でもあることがわかります。
光の反射が穏やかで、素材自体が呼吸しているため室内の環境も非常に快適になるのが自然素材の特徴です。
一度建てたら20年も30年も子供や孫の世代まで住み継いでいくものである住宅だからこそ、自然素材ならではの温かみのある質感の家に住んでみるのはいかがでしょうか。
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