「愛するペットが安全、快適に暮らせる家づくりをしたい」
このようにお考えの方は多いと思います。
ペットが安全、快適に暮らせる家づくりをするためには、ペットの習性を把握し、その習性に合わせた家づくりをする必要があります。
今回は、鳥が安全、快適に暮らせる家づくりについて神戸市の設計事務所が解説します。
□鳥の習性
鳥の習性を理解することが、鳥が安全、快適に暮らせる家づくりにつながります。
ここでは、インコや文鳥などペットとして飼われる鳥の主な習性を三点挙げます。
*いたずら好き
まず、鳥は非常にいたずら好きです。
ケージから放すと、壁紙や本、書類などの紙をかじってボロボロにします。
基本的にフンのしつけができないため、部屋中にフンを撒き散らしたり、大型の鳥になればなるほど大声で泣き叫びます。
*人懐っこく寂しがり屋
次に、鳥は人懐っこく寂しがり屋な動物です。
目の届くところにケージを置いてあげて、頻繁にコミュニケーションをとってあげると、よく懐いていうことを聞いてくれやすくなったりします。
*中毒症状を引き起こしやすい
最後に、鳥は多くのものに対して中毒症状を引き起こします。
食べ物だと、アルコールやチョコレート、高タンパク質、高塩分、高脂質の食べ物などが挙げられます。
これらは意図的に与えなくても誤って口にしてしまうことがあるので注意する必要があります。
食べ物の他にも、金属や植物にも中毒症状を起こすものが多く、ハイターなどの消毒液に含まれる次亜塩素酸ナトリウム、フッ素加工されたフライパンなどを空焚きした際に発生するガスは即死しかねないほど危険です。
□鳥が安全かつ快適に暮らせる家づくり
鳥が安全かつ快適に暮らせる家を作るためにまずは、放鳥する部屋は散らかっていないようにしましょう。
フンをしてしまったときの処理が楽になり、また植物や金属片などの中毒症状を引き起こすものの誤飲を防げます。
壁などをかじってしまうのを防ぐためにはかじる用のおもちゃを与えると良いでしょう。
ケージを置く場所はリビングなどの人目の届くところがおすすめですが、騒がしすぎるテレビのそばや有毒なガスが発生する恐れのあるキッチンのそばなどは避けましょう。
大型の鳥は鳴き声で近隣に迷惑をかけないために防音壁を設置することをお勧めします。
鳥のいたずらや困った行動を未然に防ぐことは、私たちの鳥への愛情へつながり良いコミュニケーションをとり続けることができます。
□まとめ
今回は、鳥が快適かつ安全に暮らせる家づくりについて紹介しました。
快適かつ安全に暮らすことは良いコミュニケーションや健康にもつながります。
当社では、より鳥が快適、安全に暮らせる家づくりを実現するための住宅計画、改装を行っています。
興味を持ってくださった方はぜひお気軽にご連絡ください。