北側に窓を作るメリット
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昼間に外は日が当たっているのに家の中は暗いことがあります。
しかも、家の北側の部屋、窓が小さい部屋、廊下などは家のつくりによっては明かりが必要という場合もあります。
こういうとき家の北側に天窓や窓を設ける方法があります。
この場合、南側では直射日光が入るため、光が強すぎて制御しにくいです。
そこで最近では北側の天窓から採光して、天井裏を経由する形で明かりの必要な場所に光を導いてくる技術が開発され、実際に施工業者によっては取り入れているところもあります。
特に北側の天窓は、北半球の日本では北側に傾いた屋根からは直接の日射は入りにくく、ほぼ散乱光のみ入ってくるメリットがあります。
有害な紫外線や赤外線などの熱線を遮蔽した上で光を部屋に入れます。
さらに光を散乱させて部屋の広いエリアを明るくするように取り入れることもできます。
一般に画家のアトリエは北側の部屋に、高い窓を設けて柔らかな光を入れるように作るとされています。
そうすることで一定方向からのソフトで安定した光で画業を営むことができるわけです。
それほど北側の部屋には穏やかで良好な光が取り入れられることを物語っています。