注文住宅をより快適に、トイレの素材は何が良い?
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注文住宅は自由にプランニングができることが大きな魅力です。
トイレも好みに合わせて作り、リラックスできるように快適な空間を実現することができます。
そのためにもよく吟味したいのがトイレの素材です。
現在は大きく分けると陶器で作られているタイプと、有機ガラス系新素材を使用しているタイプの2つから選ぶこととなります。
どちらにもメリットがありますので、様々な観点から比較検討することをおすすめします。
従来からトイレの素材として採用されている陶器のメリットは、便器に使われるようになってから長い歴史があるために信頼性が高いという点が挙げられます。
日本国内で販売されているトイレではTOTOやLIXILなど、きわめて有名なメーカーの製品が該当します。
長年の研究により快適に使用できるような設計がされているだけでなく、最新の技術も採用が進んでいることも特徴です。
比較的リーズナブルな価格で設置できる普及価格帯のスタンダードな製品から、タンクレスタイプのスタイリッシュで高機能な製品まで、多くの機種が揃っていることも魅力です。
陶器製のトイレは、丈夫で耐久性があるということもメリットです。
メンテナンスをしっかりと行えば、長期間トラブルを引き起こすことなく安定的に使用できるということも評価されており、今なお注文住宅で採用されることの多いタイプとなっています。
住宅の雰囲気に合わせてデザインを選ぶこと、必要な機能を絞り込んでコストパフォーマンスを重点的に考えて選ぶということもできます。
一方で近年人気が上昇してきているのが有機ガラス系新素材を使用したトイレです。
総合家電メーカーのパナソニックが販売しているアラウーノシリーズが該当します。
これまでは、ほぼ陶器という素材しか選ぶことができなかったところに新素材を投入し、その性能の高さから着実な評価を得ている製品です。
汚れがつきにくく、落としやすいという特性があり、陶器と比較すると製造コストも低く抑えられることから充実している機能でありながら比較的低価格である点も魅力です。
汚れを泡で洗い流すという新発想の洗浄方法でトイレ掃除の手間が減るという点も好意的に受け止められています。
陶器製で水回り製品の老舗メーカーという安心感もあるTOTOやLIXILを選ぶか、総合家電メーカーの強みである高機能と従来にはない清掃性の良さが魅力のパナソニックの製品を選ぶかが悩みどころです。
もっとも、いずれの製品もそれぞれのメーカーが自信を持って開発しているものですから、性能や使い勝手には全く問題がありませんのでじっくりと比較検討しましょう。