中古マンションを購入し、リフォームすることで自分の好みに合った住居を作ることができます。
そのためには購入前に希望するリフォームが叶えられるマンションであるかの事前に確認することが重要です。
本記事では、中古分譲マンションリフォームを失敗しないために事前に確認すべきポイントをご紹介します。
□リフォームできる部分とできない部分を確認する
まず確認すべき点として、マンションの構造です。
マンションの構造には、2パターンあることをご存知ですか。
1つ目は、柱と梁で組み合わせた骨組みで建物を支えるラーメン構造です。
ラーメン構造のマンションは、間仕切り壁が構造には影響しないので、壁を撤去し大幅な間取り変更がしやすいのでリフォーム向きの構造でしょう。
間取りの自由度が高くより広い空間を作り出すことが可能です。
2つ目は、柱と梁の代わりに壁で建物を支える壁式構造です。
壁式構造のマンションであれば、間仕切り壁を撤去してのリフォームを行うのが難しいでしょう。
壁式構造のマンションは、低層マンションに多くみられる構造です。
壁式構造は間取りの変更の自由度がないため、レイアウトや壁や梁を活かしたリフォームを考えましょう。
構造はマンションを見るだけでは判断が難しいので不動産会社やリフォームをお願いする専門業者に聞きましょう。
また、マンションによっては管理規約が定められており、規約の中にリフォームに関するルールが定められている場合があります。
リフォームを前提に中古マンションを購入する際は、購入前に不動産会社を通して、管理規約を確認することをおすすめします。
既にリフォーム済みのマンションよりもリフォームされていないマンションの方が要望が通りやすいので、リフォームの有無の確認もしておくといいでしょう。
□最適な築年数は?
リフォームを前提に購入する場合、築20年程度のマンションがおすすめです。
物件の価値は築年数に比例して下がります。
しかし、築20年を過ぎると安定して、大幅に価値が下がるということがありません。
そのため、売却するときに大きく値崩れする心配が軽減され、資産価値の安定という点でも最適でしょう。
□まとめ
中古分譲マンションリフォームをする際に気をつけるべき点をご紹介しました。
せっかく中古マンションを購入しリフォームするのであれば、自分好みの家にしたいですよね。
事前確認をしっかり行い、満足のいくリフォームにしましょう。
本記事が中古分譲マンションリフォームを検討される方の少しでも参考になれば幸いです。