注文住宅のローンの話、返済方法の種類について
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注文住宅を購入するとなると、ローンの返済方法についても考えておかなくてはいけません。
誰もがいい家を作りたいと思って借りられる金額を増やせるかどうかということに目を向けがちですが、最終的に大切なのはきちんと返済を終えられるかどうかも視野に入れた上で金額を決めることです。
そうしないと後であわてる羽目になってしまいます。家のことだけを考えるのではなく、その後の生活もきちんと考えてみて下さい。
ローンの返済方法は主に2つに分けられます。
元利金等返済と元金均等返済です。
難しい単語が並んでいると、それだけでも考えたくなくなるかもしれませんが、分からないと決め付けてしまうと自分が支払う金額や期間が思った以上に長くなったりします。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、分からない時には話を早く進めるのではなく、きちんと内容を確認するように心がけましょう。
元利金等返済は毎月支払う金額(元金と利息)が一定となるので、返済計画が建てやすくなります。
返済を始めた頃の金額も少なくなるのですが、借り入れ期間が同じ場合は元金均等返済より返済する金額が多くなりますので注意しましょう。
元金均等返済は元金が一定で返済をしていくので、返済が続いていくと段々返済する額が少なくなっていきます。
元金の減りが早い分だけ、返済額は元利金等返済よりも少なくなるのですが、返済当初の返済額が大きくなってくるという所が注意しておきたい部分となります。
それぞれの支払い方法はどちらがいいのかは、各家庭の収入やライフスタイル・ステージによっても異なりますので、シミュレーションなども活用して返済イメージを作って確認してみて下さい。
また、月々の返済の中で余裕が出てきたら繰上げ返済という方法を活用することもできます。
余裕があるときにこまめに返済をしておくと、支払金額や期間を減らしたりすることができるので、無理のない範囲で活用していきましょう。
繰り上げ返済を行う時には別途手数料が必要になる場合もありますから、相談した上で返済していって下さい。
ボーナス時には多めに支払うボーナス返済を活用することができる場合もありますが、こちらも申し込み前にきちんと内容を確認した上で聞いておくと安心できます。
注文住宅となると購入時の値段というのはかなり高くなりますから、基本的にローンを使っての支払いとなります。
返済方法は幾つかあるからと安心せず、何度もシミュレーションをしたり無理のない返済ができるかどうかを確認しながら、家作りをする金額を見極めましょう。